【さらに目を引くスタイリング】VW Tロック ブラックエディション 前輪駆動 英国発表

公開 : 2020.05.25 17:40

VW Tロックに、新しいスタイリングと機能を追加した、ブラックエディションがイギリスで発売されます。ガソリン、ディーゼルのそれぞれ2種ずつで提供され、価格は邦貨にして311万円からとのことです。

ブラックエディションとは

text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)

フォルクスワーゲンの英国法人は、Tロックにブラックの新しいスタイリングと、アップグレードされた機能を人気のSUVに追加した。

「ブラックエディション」と呼ばれるこのパッケージは、ミドルグレードの「SE」をベースとしており、1.0L 115psを出力するTSIガソリン仕様では価格が2万3750ポンド(311万円)から。

フォルクスワーゲン Tロック ブラックエディション
フォルクスワーゲン Tロック ブラックエディション

ブラックエディションでは、グリルトリム、ドアミラーキャップ、ルーフレール、エグゾーストおよび18インチ・アロイホイールに、ダークフィニッシュが追加される。

リア・プライバシーガラスが付けられ、「目を引く」新しいデカールをCピラーに配した。LEDヘッドライトも装備している。

同社は、2万3350ポンド(306万円)から提供される、SEをベースとしたブラックエディションは「かなりのバリューがある」とし、同様の機能を個別に追加すると、2000ポンド(26万円)以上の費用がかかると述べている。

さらに目を引く切れ味を追加

Tロック・ブラックエディションには、最近発表されたトゥアレグ・ブラックエディションと同様のアップグレードが加えられる。

フォルクスワーゲンUKの、Tロック・プロダクトマネージャー、クレア・ヘインズは「Tロックは、パーソナライゼーションと個性に重点を置いており、すでに豊かなスタイルを持っています」

フォルクスワーゲン Tロック
フォルクスワーゲン Tロック

「ブラックエディションは、これをベースに、特別なブラックトリムと、Cピラーデカールが一風かわったTロックに、さらに目を引く切れ味を加えています」と述べている。

インテリアには、「ピアノブラック」のダッシュボードパッド、ブラック・ルーフライニング、レザーラップ・ギアシフトノブ、グレーステッチが施された多機能スポーツ・ステアリングホイール、ホワイト・アンビエントライトと、フットウェルランプの追加が期待されている。

ほかのシリーズと同様、ブラックエディションは、ヴィエナレザー、ビーツオーディオサウンドパック、スポーツサスペンションを、すべて追加オプションとして利用できる。

標準装備には、アダプティブクルーズコントロール、フロントおよびリアパーキングセンサー、「SE」から引き継がれた加熱機能付き折りたたみ式ドアミラーが含まれ、前輪駆動のみの提供となっている。

それぞれ115psおよび150psを出力する、1.0Lと1.5LのTSIガソリンエンジン、および1.6Lと2.0LのTDIディーゼルエンジンからなる4つのパワートレインから選択が可能となっている。

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