1万台の廃車から見つけた貴重なクラシックカー 39選(後編) 朽ちていく名車 ジャンクヤード探訪記
公開 : 2026.02.15 11:45
米国の巨大ジャンクヤードを巡り、スクラップ同然のクルマにレンズを向ける探訪記シリーズ。今回は、推定1万台を保管しているカリフォルニア州のヤードを探索し、クラシックなアメ車、日本車、欧州車を発掘しました。
もくじ
ーシボレー・インパラ(1958年)
ーオースチン・アメリカ
ーオールズモビル・カスタム・クルーザー(1985年)
ーリンカーン(1946年)
ーデソート・ファイアドーム(1953年)
ーパッカード・クリッパー(1953年)
ージャガーMk1
ーフォード・ファルコン(1960年)
ーポンティアック・ファイヤーバード(1978年)
ーシボレー・インパラ(1968年)
ーフォードF150
ークライスラー・ウィンザー(1955年)
ービュイック・ロードマスター(1955年)
ーシボレー210(1956年)
シボレー・インパラ(1958年)
優雅なアフリカのアンテロープにちなんで名付けられたシボレー・インパラ。この個体は空腹のライオンの群れに狩られ、食べられてしまったように見える……。2ドアのハードトップで、インパラがデビューした1958年に出荷された。
最大の特徴は4灯式ヘッドランプで、その残骸が地面に散らばっているのが見える。このデザインは業界全体に広まり、瞬く間にトレンドとなった。

オースチン・アメリカ
オースチン1100/1300、そしてMG、モーリス、ライリー、バンデン・プラ、ウーズレーから販売された兄弟車は、地元の英国では大ヒットしたかもしれないが、米国では事情が違った。わざわざ車名を『アメリカ』と名付けたにもかかわらず、だ。
フォルクスワーゲン・ビートルへの対抗馬となるはずだったが、販売台数は大幅に下回り、1968年から1972年の5年間で推定6万台しか売れなかった。このルーフのない個体は2つに分割されていた。

オールズモビル・カスタム・クルーザー(1985年)
オールズモビルは、カスタム・クルーザーのフルサイズステーションワゴンを21年間(1971年から1992年)にわたり生産し、総生産台数は45万1819台に達した。GMのBプラットフォームをベースにしたこのモデルは、2代目にあたる。1985年に生産された2万2889台のうちの1台で、人気の高い木目調の外装トリムが特徴だ。大半は5.0L V8ガソリンエンジンを搭載していたが、5.7Lディーゼルエンジンも選択可能だった。0-97km/h加速時間はそれぞれ14.5秒と20.4秒である。

リンカーン(1946年)
1946年のリンカーンは、史上最も美しいクルマとは言えない。この個体は「歯」が欠け、その見た目の難点をさらに際立たせている。同年に生産されたリンカーンは1万6645台にとどまり、米国でのランキングは16位だった。当時、ライバルであるキャデラックとパッカードには販売台数で2倍もの差をつけられていた。両社とも第二次世界大戦終結後、リンカーンよりも迅速に立ち直ったのだ。

デソート・ファイアドーム(1953年)
1953年はデソートの設立25周年にあたる節目で、販売台数としては史上2番目の好成績を記録した。13万2104台が生産され、そのほぼ半分がこのような4ドアのファイアドームだった。ファイアドームは4.5L V8エンジンを搭載し、160psを発生、0-97km/h加速12.8秒を誇った。下り坂では、最高速度は160km/h近くに達した。

画像 かつて欧米で活躍した小型~中型乗用車【フォード・ファルコン、オースチン1300、ボルボ・アマゾンを詳しく見る】 全34枚




































