【なぜマクラーレンにSUV計画ない?】ランボ/アストン参入するも…… マクラーレンの独自世界感とは?

2020.09.04

サマリー

ランボルギーニ、アストン マーティンなどのスーパーカーメーカーがSUV市場に参入しています。ライバルメーカーともいえるマクラーレンは? 商品の記号性、製造面から「なし」といえる理由を桃田健史が述べます。

もくじ

スーパーSUV続々 マクラーレンは?
SUV 商品の記号性が異なるから
製造面でもSUV投入は難しいはず
実は英国ブランドには多彩なSUVが

スーパーSUV続々 マクラーレンは?

text:Kenji Momota(桃田健史)

ランボルギーニ、アストン マーティン、そしてついにフェラーリも……?

まさか、こうしたスーパーカーブランドがSUV/クロスオーバー市場に続々参入するとは。2010年代半ば以降に本格化したトレンドに、驚きや疑問を持っている人も多いはずだ。

中期経営計画トラック25では2025年までに合計18モデルの市場導入を示しているが、その中にスーパーSUVが含まれている可能性は極めて少ないというのが、自動車産業界の大方の見方。
中期経営計画トラック25では2025年までに合計18モデルの市場導入を示しているが、その中にスーパーSUVが含まれている可能性は極めて少ないというのが、自動車産業界の大方の見方。

さらに「次は誰だ?」となると、候補としてマクラーレンの名前が挙がるのは自然だ。

実際のところ、可能性はどうか?

マクラーレン・オートモーティブとしては「将来計画については、コメントできない」というのが当然だ。

同社が2018年に発表した、中期経営計画トラック25では2025年までに合計18モデルの市場導入を示しているが、その中にスーパーSUVが含まれている可能性は極めて少ないというのが、自動車産業界の大方の見方だ。

では、なぜそういう見方になるのか?

逆に言えば、そうした見方になること自体が、マクラーレンというブランドと、マクラーレンのクルマ造りを象徴しているのだと思う。

実際、今年(2020年)8月後半、愛媛県松山市を起点として開催された、極少人数ジャーナリストによる「720S」公道試乗会の際、日本および英国本国のマクラーレン・オートモーティブ関係者と直接、またはオンライン会議での意見交換をする中でも、「マクラーレンがスーパーSUVを作らない理由」が肌感覚でわかった気がした……。

 

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