【日産の新車攻勢】新型ノートは年内発売 新型エクストレイルは? 売れ筋、打倒トヨタ 社長は自信

2020.11.14

サマリー

日産はコロナ禍でいまだに赤字経営ですが、主力市場の中国とアメリカで業績は一気に改善。日本では新型ノート/エクストレイル登場に期待です。

もくじ

先日と違って 日産CEO、真剣な面持ち
米では新型ローグ好調 先進性を想起
内田社長は自信「A to Z は順調だ」
日産エクストレイルの新型はいつ?

先日と違って 日産CEO、真剣な面持ち

text:Kenji Momota(桃田健史)

登壇した日産の内田誠社長は、あの時とは違う真剣な表情で会見に臨んだ。

あの時とは「フェアレディZプロトタイプ」と一緒だった時である。9月16日のオンライン世界発表の時であり、また日産自動車追浜試験場「グランドライブ」(神奈川県横須賀市夏島1番地)で自らステアリングを握って走った時である。

日産ノート(現行型)
日産ノート(現行型)    日産

今回も、次期Z(Z35)に関して、何か新しいコメントがあるかもしれないと期待したZユーザーはいたかもしれない。

だが、日産の事業は回復傾向が見えてきたものの、未だに収支は赤字だ。

11月12日午後5時から始まった、2020年度上期決算説明会で主要財務指標が公表された。

それによると、20年度上期の売上高は3兆0927億円。前年同期にでは1兆9104億円の減少となった。

営業利益は316億円から1904億円の減少となり、1588億円の赤字となった。

原因は当然、新型コロナウイルス感染拡大の世界的な影響である。

ただし、グローバル市場では2020年4月を底に自動需要はV字回復を続けており、そうした市場基調に日産も他メーカーと同じく乗っている。

そのため、20年度第2四半期は第1四半期に比べて、売上高は1兆1742億円から1.6倍増の1兆9185億円まで回復している。

こうした状況で、新型モデルが続々と登場している。

米では新型ローグ好調 先進性を想起

内田社長は「6つのキーモデル」という表現を使った。

生産事業の視点では、日本は軽自動車「ルークス」、日本とアメリカでミドルサイズSUVの「ローグ」、メキシコでコンパクトカーの「セントラ」、タイ等で日本にも輸出されている「キックスeパワー」、タイでピックアップトラックの「ナバラ」、そしてインドで新興国向けコンパクトSUVの「マグナイト」である。

日産ローグ
日産ローグ    日産

また、コアマーケット(主力市場)として、アメリカ、中国、そして日本における各モデルの活躍ぶりを紹介した。

まず、アメリカでは「セントラ」と「ローグ」だ。

「セントラ」については、競合他車と比較して、残存価値が逆転。リセールバリュー(下取り価格)が上がり、今後はセントラから他の日産車への新車買い替えがスムーズ進みそうだ。

ローグについては、ユーザーや各メディアから高い評価を受けていると説明し、アメリカ国内で流れているテレビCMを紹介した。

次いで中国では、「アルティマ」や「エクストレイル」を筆頭に自動運転技術を使った高度運転支援システム「プロパイロット2.0」の装着率が過去1年間で3倍以上伸びた。

またコネクテッド関連での装着車が昨年から倍増し2020年だけで250万台を超えるなど、日産の先進的なブランドイメージが広まっている。

では、日本はどうか?

 

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