【新モデルの登場はいつ?】英国版2021年新車カレンダー 勢いを取り戻せ 7~9月

公開 : 2021.01.24 06:05

セアト・タラッコPHEV

セアトは2018年にSUVのタラッコを発売し、翌年の夏にプラグイン・ハイブリッド版の詳細を明らかにした。では、なぜいまだに実物を見ることができていないのか?言うまでもないかもしれないが、パンデミックによりフォルクスワーゲン・グループの優先順位に変動があったためだ。

いずれにしても、今年発売予定のタラッコPHEVは1.4Lガソリンターボエンジンに115psの電気モーターと13kWのリチウムイオンバッテリーを組み合わせて245psを発揮。電気のみで50km以上の航続距離を実現する。

セアト・タラッコ
セアト・タラッコ

8月

8月には7台が発売される。

BMW iX3

中国で生産されるiX3は、基本的には第3世代のX3の電動バージョンであり、クローズドのグリル、空力的に最適化されたホイールデザイン、ブルーのアクセントを除けば、ほとんど見慣れたものとなっている。

iXと同じ第5世代のEVパワートレインを採用しているが、デュアルモーターをリアアクスルのシングルユニットに変更し、286psを発生させる。74kWのバッテリーを搭載し、1回の充電で460kmの走行が可能。プレミア・エディションの価格は6万1900ポンド(877万円)からだが、より安価なモデルが続々と登場する予定である。

BMW iX3
BMW iX3

シトロエンC3エアクロス

劇的な変化は期待できないが、全モデルに標準装備のLEDライトを採用やエクステリアデザインの変更、車内装備の追加、カスタマイズオプションの追加などが見られるだろう。

シトロエンC3エアクロス
シトロエンC3エアクロス

日産アリア

アリアは、発表前には「リーフのSUV版」とも呼ばれていたが、実際にはそれをはるかに超えるモデルであることが分かった。この大胆でハイライドな完全EVは、これまでの日産車とは一線を画しており、新基準のテクノロジーと「エキサイティング」なハンドリングの両方が約束されている。

最大出力394ps、航続距離500km?確かに期待できそうだ。

日産アリア
日産アリア

ルノーアルカナ

アルカナは2018年のモスクワモーターショーで静かに公開され、西欧に持ち込む計画はなかった。ルノーの新しい経営陣は、クーペSUVが秘めている可能性に目をつけ、このモデルを英国を含む欧州市場に持ち込むことにした。アルカナは、カジャーやキャプチャーと並んで、ガソリンターボエンジンのマイルド・ハイブリッドと、プラグイン・ハイブリッドのEテックが設定される。

ルノー・アルカナ
ルノー・アルカナ

セアト・アローナ

最近の新車市場はペースが速いので、比較的新しいアローナにもアップデートが必要なようだ。フォード・プーマのライバルであるアローナには、エクステリアやインテリアの改良、車載システムの向上などが期待できる。ボンネットの下に積まれるものについて大きな変更は予想されていない。

セアト・アローナ
セアト・アローナ

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