ボルボ、フライホイール式のKERSをテスト

公開 : 2014.03.26 22:10  更新 : 2017.06.01 02:13

ボルボは英国で設計されたフライホイール式のエネルギー・リカバリー・システムをテストしている。それは、25%以上燃料消費を削減することができ、従来ののバッテリー式のハイブリッド・エンジンのコストの1/4になるという。

フライブリッドKERSと呼ばれるこのシステムは、FWDのS60サルーンのリア・アクスルに取り付けられている。S60 T5の0-100km/h加速のタイムを1.5秒短縮することが確認されており、更にCO2排出量も低減できるという。

このフライホイール・システムは、最高60,000rpmで回る真空状態のフライホイールに最高80psのエネルギーを蓄えることができるというもの。そして、最高10秒間のパワー・ブーストを発揮する。このパワーは、8秒間のブレーキでも再充電可能だという。トヨタ・プリウスでは、同じエネルギーを充電するためには3倍の時間が必要とされる。

しかも、このパワーは、トロトラック・トランスミッションによって、リア・ホイールを駆動するので、フロント・ホイールに付けられたフライホイール・システムより完成度は高い。このフライホイールの中心はスチール製で、10mmのカーボンファイバーのレイヤーでカバーされる。

ちなみに、このシステムの総重量は60kgと、ハイブリッドよりもかなり軽量に仕上がっているのも特徴だ。

ボルボのエンジニアは、2020年までには何らかのKERSシステムの搭載が不可避であるという。エネルギー・リカバリー・システムはブレーキを多く使う都市部のドライブには極めて有効なのだという。

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