【コンバチには手を出すな?】乗らなくてもいいコンバーチブル 16選 オープン=かっこいいは誤り

公開 : 2021.09.23 06:05  更新 : 2021.09.23 07:48

多くの人が憧れるであろうオープンカー。しかし、世の中にはあまりおすすめできないモデルも多く存在します。

乗ってはいけないコンバーチブル

天気の良い日には誰もがオープントップを好むものだが、ここで紹介するモデルについては好ましいとは言えない。

すべてのコンバーチブルが同じように作られているわけではない。魅力的で、つい太陽の下で走りたくなるものもあれば、少しお荷物になってしまうものもある。

「なぜオープンにしたのだろう」と不思議に思えるクルマも少なくない。
「なぜオープンにしたのだろう」と不思議に思えるクルマも少なくない。

今回は、あまりおすすめできないコンバーチブルを、英AUTOCAR編集部の独断と偏見でアルファベット順に紹介する。

キャデラック・アランテ

キャデラック・アランテが発売された当時、問題が1つだけあった。メルセデスのSLだ。

1987年以前の米国の富裕層は、趣味や購買力を表現する手段としてしかドイツ製のオープンカーを持っていなかった。そこでキャデラックは、ピニンファリーナの協力を得て、ヨーロピアンなデザインを実現したのである。アランテは、一見すると成功したように見える。

キャデラック・アランテ
キャデラック・アランテ

しかし、雨漏りなどの不具合が発生し、慌てて改良したにもかかわらず、評判に傷がついてしまった。アランテが売れなかったもう1つの要因は、1987年に5万ドルという価格で販売されたことである。

この価格は、イタリアとデトロイトの間を、アランテ・エア・ブリッジと呼ばれる専用設計のボーイング747型機で、車両1台につき大西洋を2回横断するという壮大な生産方式によるものだった。

その結果、現存するアランテは、そこそこ優秀な駆動系とV8エンジンをリーズナブルな価格で提供しているにもかかわらず、失敗作のにおいがプンプンする。

シボレーSSR

シボレーSSRは、2000年のデトロイト・モーターショーで発表されたコンセプト「スーパースポーツ・ロードスター」を忠実に再現したモデルである。ルックスはコンセプトから現実へとほぼそのまま引き継がれ、ドロップトップ・ルーフに曲線的なレトロスタイルを備えていた。

しかし、2トンを超えるピックアップトラックのエンジンが、コンセプトモデルの6.0L V8ではなく、わずか300psの5.3L V8であることを知ったとき、顧客は踵を返した。ブルーザー(大男)というより、クルーザーだったのである。

シボレーSSR
シボレーSSR

2005年にエンジンを395psの6.0L V8に置き換えても、SSRを救うことはできなかった。しかし、6速MTを搭載した後期モデルは、0-97km/h加速を5.3秒で駆け抜けることができ、誰がハンドルを握っているのかを視認できる人はほとんどいなかっただろう。

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