フォルクスワーゲンT-Rocのテストがスタート

公開 : 2014.06.12 22:40  更新 : 2017.06.01 02:12

フォルクスワーゲンT-Rocのプロダクション・バージョンの初期のテストが始まった。ティグアンのボディが被せられたもので、フォルクスワーゲンのスポークスマンによれば、2〜3年のうちには市場にデビューさせたいということだ。

このテスト・モデルで見る限り、そのホイールベースは現行のティグアンよりも短く、トレッドも狭いように思える。

このT-Rocは、日産ジュークのライバルとなるモデルとして計画されており、今年の初めのジュネーブ・モーターショーでそのコンセプト・モデルが登場したものだ。

フォルクスワーゲンの5つのSUVのラインナップの一角をなすもので、アウディQ1とそのシャシーを共用する。計画によれば2016年がそのデビューとなる。

全長は4179mmと現行のティグアンよりも200mmも短く、そのボディ重量も1420kgを目標としている。

MQBプラットフォームがベースとなるこのT-Rocのエンジンは、184ps、38.7kg-mの2ℓ4気筒のコモンレール・ディーゼルが標準となる。トランスミッションは6速デュアル・クラッチで、駆動は4WD、セレクト・ドライビング・モードを備える予定。

フォルクスワーゲンは、このT-Rocの他にも、ティグアンのフル・モデル・チェンジとクロスブルーの開発も同時に行っている。新しいティグアンは2017年に登場する予定だ。

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