メルセデスAMG新型『GLC 53』発表 4気筒廃止し3.0L直6ハイブリッドで449ps 「ドリフト」モード用意
公開 : 2026.02.12 12:05
メルセデスAMGは新型高性能SUV『GLC 53』を発表しました。449psの直列6気筒エンジンを搭載し、従来の4気筒PHEVから脱却。アウディSQ5やBMW X3 M50と競合することになります。
4気筒PHEVから戦略転換
メルセデスAMGが新型『GLC 53』を発表した。アウディSQ5やBMW X3 M50に対抗する高性能の直列6気筒車であり、GLCシリーズ唯一のAMGモデルとなる。
欧州では今年後半に発売予定で、従来のGLC 43およびGLC 63 SEパフォーマンスは販売終了する。欧州排出ガス規制ユーロ7などの導入により、4気筒エンジンは廃止され、6気筒エンジンへ切り替えることとなった。

また、これまでのプラグインハイブリッド・パワートレインではなく、内燃機関を重視するマイルドハイブリッド・システムを採用した点も大きい。
新型GLC 53では、改良版のターボチャージャー付き3.0L直列6気筒エンジンと、トランスミッション一体型の48Vスタータージェネレーターを組み合わせている。
このスタータージェネレーターは最大23psと21kg-mのブーストが可能で、エンジンと組み合わせてシステム合計出力449ps、最大トルク61.2kg-mを発揮する。オーバーブーストモードでは、1回の作動につき最大10秒間、トルクを65.2kg-mまで増強できる。
現行GLC 43と比べると、35psと14kg-mの向上となり、0-100km/h加速タイムは0.3秒短縮の4.2秒を達成した。
最高速度は250km/hに制限されているが、オプションのAMGドライバーズ・パッケージを装着すると270km/hまで引き上げ可能だ。
音にもこだわった新エンジン
性能だけでなく、サウンドにもこだわったという。メルセデスAMGは、直列6気筒エンジンのレスポンスと音質に重点を置いたと説明している。
新しいシリンダーヘッド、吸気システム、そして「特徴的なバチバチ音」を生み出す「特殊レゾネーター」付きの排気システムを採用。9速オートマティック・トランスミッションと四輪駆動が組み合わされ、パワーの最大100%を後輪に送ることができる。

AMGのSUVモデルとして初めて、オプションパッケージにドリフトモード付きの電子制御式リアリミテッドスリップデフが用意される。
また、最大2.5度の後輪操舵システム、アダプティブダンパー、可変ギアレシオステアリングを採用し、機敏性を高めている。
GLC 53の価格は未発表だが、GLC 43とGLC 63の中間的な位置づけであることから、英国では10万ポンド(約2100万円)前後からのスタートと予想される。
画像 GLCに6気筒ターボを搭載した高性能バージョンが登場【メルセデスAMG GLC 53 4マチック+を詳しく見る】 全33枚


































