コンチネンタルタイヤ、オールシーズンタイヤに本腰 日本市場で2月から販路拡大へ

公開 : 2023.01.17 12:03

独コンチネンタルタイヤのオールシーズンタイヤが、日本で販路を拡大することが判明しました。「オールシーズン・コンタクト」という製品です。

オールシーズン・コンタクト ヤナセ店以外でも

コンチネンタルタイヤ日本法人が、オールシーズンタイヤの販路を、拡大することがわかった。

同社の主力オールシーズンタイヤである「オールシーズン・コンタクト(AllSeasonContact)」は、2021年9月よりヤナセ・グループ販売店で先行販売されてきた。

コンチネンタルタイヤのオールシーズンタイヤ「オールシーズン・コンタクト(AllSeasonContact)」
コンチネンタルタイヤのオールシーズンタイヤ「オールシーズン・コンタクト(AllSeasonContact)」    コンチネンタルタイヤ・ジャパン

2023年2月からは、コンチネンタルタイヤを取り扱う全販路で販売を開始するという。サイズは14インチ~19インチまでの26サイズを揃え、今後も拡大する予定だ。

日本では国産タイヤメーカーの多くが、近年オールシーズン銘柄を発売。

海外ブランドでは、ミシュランが多くのサイズを日本市場に投入しているほか、この分野を切り開いたグッドイヤーがベクター4シーズンズに「GEN-3」という新シリーズを導入し、従来品との2ライン構成にするなど積極的だ。

コンチネンタルタイヤ日本法人は、オールシーズンタイヤのメリットを、「夏と冬のドライブに求められる性能を両立したタイヤです。突然の降雪など急な天候変化にもより安心・安全な走行が可能で、年間を通じて履き続けることができるため季節ごとのタイヤ交換やタイヤ保管のスペース確保の必要がなく、利便性・経済性の面でも優れた、ドライバーにとっての新しい選択肢となるタイヤです」と説明している。

オールシーズン・コンタクトの発売サイズは、「175/65R14」から「225/55R19」までの26サイズとなっている。

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  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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