ミニ、8つめのモデルはスペースマン

公開 : 2012.07.10 16:02  更新 : 2017.06.01 00:59

BMWが既存の7つのミニのラインアップをどのように更に拡大していくかは、次世代のミニ・カントリーマンのあり様に掛かっているかもしれない。

というのも、内部コードネーム、スペースボックスと呼ばれている新しいミニのファミリーMPVが、そのラインナップに加わることになりそうだからだ。このスペースボックスは、第2世代のBMW X1の兄弟車となる予定で、新しいミニ・カントリーマンがファミリー向けのモデルからSUVになることを示している。

ミニの関係筋は、ミニがどのように拡大していくかについては固く口を閉ざしているが、そこには、現状のカントリーマンが、実はファミリー向けでもなく、SUVでもないという事実がある。次世代のカントリーマンSUVは、BMW X1とペアとなるモデルのため、ミニよりも15cm長くなる。プロフィールはカントリーマンに似てはいるものの、ミニ・ハッチの単に拡大したバージョンというよりも、明らかなSUVとなることだろう。

と同時に、クラブマンも再定義を求められることになろう。

今年後半から、フロント・ホイール・プラットフォームのUKLを使用して、ミニとBMWの生産を開始する。これは少なくとも2つのホイールベースを持ち、高低2つのシート・ポジションを持つことになる。AWDはオプションとして用意される。

この新しいプラットフォームを使用した最初のモデルはミニのハッチバックで、続いてBMWの1シリーズがそれを追うことになる。UKLプラットフォームの大きなバージョンが、今日のカントリーマンよりも長いホイールベースとワイドなトレッドを持つことは、このスクープ写真でも明らかだ。

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