新型ミニ・クロスオーバー、ペースマンにディーゼル・モデル

2014.09.08

ビー・エム・ダブリューは、新型ミニ・クロスオーバーおよびミニ・ペースマンの販売を開始した。特徴は、ガソリン・エンジン・モデルに加え、ミニとして国内初となるクリーン・ディーゼル・エンジン・モデルがラインナップされたことだ。

注目のディーゼル・エンジンはBMWグループが開発した2ℓ直列4気筒ターボで、最高出力が112ps、および143psの2機種が用意される。コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどの採用により、112ps仕様は一般的な2.5ℓガソリン・エンジン車以上の270Nmを発揮し、16.3km/ℓという燃料消費率を達成。143ps仕様も305Nmというトルクを発し、燃料消費率は16.6km/ℓだ。いずれもポスト新長期規制をクリアし取得税および重量税が免税、自動車税については75%減税が適用される。

今回発表された4ドアSUVの新型クロスオーバーは、ワン、クーパー、クーパーD、クーパーDオール4、クーパーSD、ジョン・クーパー・ワークスという6車種のラインナップ。このうち、ディーゼル・モデルは3車種で、クーパーDクロスオーバーとクーパーDクロスオーバー・オール4には112ps、270Nmの、クーパーSDクロスオーバーには143ps、305Nmのディーゼル・エンジンが搭載される。

クーペ・モデルの新型ペースマンには、クーパー、クーパーD、クーパーS、ジョン・クーパー・ワークスの4モデルが用意される。このうち、クーパーDペースマンのみがディーゼル・エンジン・モデルで112ps、270Nmというスペックだ。

会見したミニ・ディビジョンのマーケティング本部長フランソワ・ロカ氏は、「ディーゼル・エンジンはトルクが力強く、燃費に優れる。都市のお客様はアクセルを踏むとすぐに飛ばせるミニの走りを味わえる」とその魅力を語った。

価格は、クロスオーバーが、2,750,000円から4,770,000円。ペースマンが3,080,000円から4,770,000円。

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