シトロエンCエクスペリエンスをパリで公開

公開 : 2016.08.30 04:50  更新 : 2021.03.05 21:43

シトロエンは、新しいエグゼクティブ・サルーンのコンセプト・モデル、Cエクスペリエンスを公開した。このCエクスペリエンスは、ガソリン・エンジンを搭載したプラグイン・ハイブリッド・ユニットを搭載したモデルで、アドバンスド・コンフォート・プログラムと多数のインテリア・テクノロジーが採用されたモデルだ。

このコンセプト・モデルは、来月のパリ・モーターショーで公開される予定だが、将来のシトロエンを示すショーケースであると同時に、C4カクタスや新しいC3のような小さなモデルにも影響を与えるものだという。

Cエクスペリエンスは、C6とほぼ同じ4.65mの全長を持ち、全高は1.37m、そしてホイールベースは3mというサイズ。これに5スポークの22インチ・ホイールが組み合わせられる。

エクステリアのハイライトは、フロント・バンパーに開けられたアジャスタブル・エア・インテークや、エアロダイナミクスに優れた凹型のリア・ウインドー、そして、リアのパッセンジャーのアクセスを容易にするリア・ヒンジのドアなどだ。

インテリアは、分割が可能な19インチの横長の長方形のディスプレイーー例えば3/2をパッセンジャーが映画を見るために使って、残り1/3をドライバーがナビゲーションとして使うーーがある。バック・ミラーは廃止され、ドアの取り付け部にカメラがその代わりとなる。この映像は、ドア・パネルに取り付けられた小さなデジタル画面に表示され、更に前後にカメラを持つことによって360°ビューも見ることができる。

また、コネクティドCAMカメラも装備する。これは新しいC3にも装備されるもので、前方の道の状況を記録するというものだ。

アドバンス・コンフォート・プログラムは、今年の初めAUTOCARのために特別に公開されたもので、外部からのノイズとバイブレーションを低減し、快適性を向上させることに注力したものだ。

ハイブリッド・パワーユニットは304psを発生し、バッテリーのみで60kmの走行が可能だ。8速のギアボックスは、ガソリン・エンジンとエレクトリック・モーターの間にマウントされ、コンパクトなバッテリーはキャビンの下部にレイアウトされる。モーターはリア・アクスルを駆動するのに使用される。シトロエンによれば、このマウント方式はパッセンジャー・スペースとトランクが確保される最適な方法であるという。



▶ 海外ニュース / 第3世代のシトロエンC3を公開

関連テーマ

おすすめ記事

 

シトロエンの人気画像