Juju(野田樹潤)ブログ

2019.08.18

第22話:また優勝! フォーミュラU-17&Senior第3戦 ー Juju(野田樹潤)ブログ

練習とおなじくらい嬉しかったこと

今回のレースを振り返ってみると、優勝という結果もうれしかったんですが、それよりも海外での練習の成果がでていると感じられたことが一番うれしかったです!

特にアメリカでは、いつも「出たとこ勝負」みたいな感じ。

短い時間でタイム出すということを周りのひともやっているし、そのなかで細かい部分を改善していったり、ベストを尽くすっていうことが、実際のレースでも役立ってきているのかなって思います。

特に今回は、滑りやすい路面でわたしなりにコントロール能力が身についてきたかなと感じる瞬間があって。

海外サーキットの路面って、マシンが跳ね上がりやすく滑りやすいし、タイヤ自体のグリップも違うんですね。路面の感じでいうと日本のサーキットのほうが走りやすいかな。

なので、どう攻めていくか、というところが違ってくるんです。

今回は、スタートでの失敗もなく順調に走り出せたけれど、その後、レース中のペースは予選よりも路面の温度があがっていたので、タイヤのピークはすっかり過ぎてしまっていたんです。だから、レースラップは予選よりたいぶ落ちてしまい、かなり難しいレースになりました。

それでも最後までプッシュしていって、チェッカーを受ける前の周回でベストタイムを出すことができたし、ミスして飛び出したりすることもなかったので、わたしは満足!

優勝だけを狙えば、ベストの1秒落ちでも大丈夫っていう状況ではあったけれど、しっかり練習の成果を出し切りたい、というのが目標だったので、それを実現できたのはとっても良かったかな。

今シーズンのレースもあと1試合。
11月のレースもがんばります。
応援よろしくお願いします!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。4歳でKIDSカートデビューウィン。5歳で30cc/40ccダブルチャンピオン、9歳でFIA-F4の最年少デビュー。11歳、国際クラスFIA-F4マシンで「U-17大会」出場。2018年からF3に挑戦。2020年はデンマークF4参戦。2021年はアメリカF4 US→デンマークF4。2022年は「Wシリーズ」を中心に活動する。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」
  • 編集

    上野太朗

    Taro Ueno

    1991年生まれ。親が買ってくれた玩具はミニカー、ゲームはレース系、書籍は自動車関連、週末は父のサーキット走行のタイム計測というエリート・コース(?)を歩む。学生時代はボルボ940→アルファ・スパイダー(916)→トヨタ86→アルファ156→マツダ・ロードスター(NC)→VWゴルフGTIにありったけのお金を溶かす。ある日突然、編集長から「遊びにこない?」の電話。現職に至る。
 
 

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