クルマ漬けの毎日から

2023.12.23

取材を通して見た「2023年」前編【クロプリー編集長コラム】

5月 新EVチャージャー

我が家にとって大きな出来事が起きた瞬間。アンダーセンという会社から工事の人がやって来て、とてもスタイリッシュで効率的な7kWの家庭用の新型EVチャージャーが取り付けられた。

我が家にはすでにEVチャージャーは設置されていたが、この新しいチャージャーは、古い建物の外壁に取り付けても見た目の違和感がない。

それにインターネット接続も備えており、遠隔操作で充電をリセットしたり、切ったりすることができる。電気料金の推移を追うこともできて便利。

6月 トヨタの水素エンジンレーシングカー

ル・マンを取材。レースの前日、豊田章男氏が記者会見に現れた。そして、トヨタは水素エンジンレーシングカーでル・マンへの参戦を見据えていると、(ある意味)公約した。

しかし、豊田氏は経営の中心から身を引いた。またトヨタはBEVに焦点を移すと発表している。ル・マンで水素エンジンのトヨタマシンが出走する可能性は高くなさそうだ。

6月 新型ルノー・ラファール

ルノーのテクニカル・センター(フランスのオーベルビリエ)でSUVクーペ「ラファール」を熱心に検証する自動車ジャーナリストたち。この新型モデルはヨーロッパ大陸では2024年春に、イギリスでは2024年後半に発売予定。

ラファールはルノーの新しい大型ラインナップの1モデルにすぎない。最高経営責任者のルカ・デメオは、大型車にさらに力を入れたいと考えている。その理由は、小型車はわずかな利益しかあげられないからだ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。
 
 

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