アストンDB9ベースのカーン・ヴェンジェンスがデビュー

公開 : 2016.03.02 21:40  更新 : 2017.06.01 01:36

ジュネーブ・モーターショーにて、ベッドフォードのエンジニアリング・メーカーであるカーンが、新たなコーチビルド・モデルとしてヴェンジェンスを公開した。

ベースとするのはアストン マーティンDB9だ。2シーターのスポーツカーに、手作業によってリワークした外装を組み合わせるわけだ。

デザインは80年代〜90年代のアストン・マーティンを参考にしているとカーン。最も目を引くのはフロントのワイドなグリルであり、クロームがあしらわれている。

テール部はDB7ザガートにインスパイアされており、円形のライトはいかにもクラシカルだ。フロントのバンパーやフェンダー、ボンネットもあつらえ品である。

ホイールもレトロな印象。80年代のクラシックスをモチーフにしている。マッスルな印象を与えるために、後輪のトレッドは335mm、前輪は225mmとなる。メカニカル部に手を加えなかったのは、カーンいわく「コーチビルダーとしての技量をアピールし、伝統を継承したいから」とのこと。

同社代表のアフザル・カーンは、「ジュネーブ・モーターショーの場で、われわれの伝承すべくプライドを公開できてうれしい」とコメントした。価格に関してはなにも明らかになっていないが、DB9の£125,000(1,989万円)から高くなることは間違いない。

▶ 2016 ジュネーブ・モーターショー

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