ホンダ・クラリティ、PHEVとEVの追加でFCV含む3展開に まずは米国から販売 ニューヨーク

公開 : 2017.04.13 12:30  更新 : 2017.06.01 00:24

ホンダは、ニューヨーク・モーターショーで、2台の新モデルを公開しました。PHEVとEV。FCVとあわせると、3種類のクラリティが揃ったことになります。

目標「2/3の商品をゼロ・エミッションに」

既存のクラリティ・フューエル・セルとプラットフォームは共通。

おなじプラットフォームにて「PHEV(プラグイン・ハイブリッド)」「EV」「FCV(燃料電池)」という、3種の電動パワートレインが揃うことになる。

「四輪商品ラインナップにおける販売数の2/3をPHEVとハイブリッド、FCV、バッテリーEVなどのゼロ・エミッション・ビークルに置き換える」という目標を達成するためだという。

以下、ふたつの項で、PHEVとEVを説明する。

PHEVの総走行距離は約531km 内燃機関1.5ℓ

プラグイン・ハイブリッドは17kWhのバッテリーを搭載し、約64km以上のEV走行を可能にしているという。

これは、ミドル・サイズ・クラスのプラグイン・ハイブリッドのなかで最長。バッテリーの満充電に掛かる時間は240Vで2.5時間なのだそう。

組みあわせるエンジンは1.5ℓガソリン・ユニット。ガソリンと電気の総走行可能距離は約531km以上に及ぶのだという。

2017年中に米国で販売がはじまる。

EVは最短30分で80%の充電が可能 リースのみ

EVに関しては、日々の通勤などで使用するカスタマーを想定しているようだ。

25.5kWhのバッテリーを搭載し、走行可能距離は約128km以上とのこと。

240Vで3時間強もあれば満充電が可能。急速充電器使用時は30分で80%の充電できるのだそう。

2017年中に米カリフォルニア州/オレゴン州でリース販売を開始する予定。


2017 ニューヨーク・モーターショー

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