ミニからタフなオフロード車が登場 『カントリーマン』に新たな特別仕様車 10月正式発表へ

公開 : 2026.08.03 07:05

ミニは『カントリーマン』の車高を上げ、ルーフテントを備えたプロトタイプを公開しました。オフロード性能を向上させた派生モデルとして10月に正式発表する予定で、ミニの魅力をさらに広げる取り組みの一環となります。

アウトドア志向の新しい提案

ミニは、SUVの『カントリーマン』をベースとするオフロード仕様のプロトタイプを公開した。個性的な特別仕様車を加えることでラインナップの魅力を広げる狙いだ。

このプロトタイプは、標準のカントリーマンよりも車高を上げ、分厚いオフロードタイヤやルーフテントを備えたアウトドア志向のモデルとなっている。量産車は10月に正式に公開される予定だ。

ミニ・カントリーマンのオフロードプロトタイプ
ミニ・カントリーマンのオフロードプロトタイプ    ミニ

公開された画像では、プロトタイプが米国コロラド州のロッキーマウンテン国立公園を走行している姿が写っている。同地域では、従来のSUVをタフ仕様に仕上げたモデルが新たなトレンドとなりつつある。

2年前、ヒョンデアイオニック5 XRTを発売した。このモデルも、車高をわずかに上げ、タフなボディクラッディングを組み合わせた同様の仕様となっている。一方、ホンダは米国市場において、SUVのCR-V、パイロット、パスポート向けに「トレイルスポーツ」という仕様を展開している。

デザイン責任者のホルガー・ハンプフ氏は、「アウトドアのライフスタイルや、都会を離れて自然の中で数日を過ごすというトレンドがあります。ミニのクルマでももちろん可能です。その方向性での展開を期待してください」と述べている。

魅力を広げる派生モデルに注力

AUTOCARの取材によると、カントリーマンのオフロード仕様は今年初めに公開された『Vagabund』コンセプトを基に開発されているようだ。

ハンプフ氏は、多くの特別仕様車や高度なパーソナライゼーションの展開を目指す中、Vagabundのようなブランド提携が今後数年間でより顕著になるだろうと示唆した。自動車業界全体でコスト削減が進む中、ミニはラインナップの簡素化やオプションパッケージの削減を図っていたため、「ここ数年、その点を見失っていた」という。

ミニ・カントリーマンのオフロードプロトタイプ
ミニ・カントリーマンのオフロードプロトタイプ    ミニ

ハンプフ氏は次のように述べている。

「わたし達は、ミニを『真っ白なキャンバス』と捉えています。このキャンバスはさまざまな個性を表現できます。例えば、ポール・スミス・エディションはファッショナブルで都会的です。ジョン・クーパー・ワークスはレーシーでスポーティ、過去のGPモデルに至ってはほぼサーキット仕様でした。あるいは、デウス・エクス・マキナのコンセプトカーのように、よりラフでDIY的な要素を取り入れたものもあります」

「カスタマイズオプションを通じて、人々がさまざまなライフスタイルを表現できるようにしたいと考えています。お客様の好みをもっと重視しなければなりません。わたし達はこうしたコラボレーションや過去の限定モデルから、多くのことを学んでいます」

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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