ジャガーI-PACE開発秘話 フォーミュラEから市販車へ ジャガー初の電動SUV 来年発表

公開 : 2017.05.22 13:33  更新 : 2021.07.12 18:38

2年遅れでフォーミュラEに参戦したジャガー。2018年に登場するジャガー初の電動SUV「ジャガーI-PACE」には、レースで得られたノウハウが投入されます。キーマンにインタビューしました。

クレイグ・ウィルソンにインタビュー

インタビューの冒頭、ジャガーフォーミュラEプログラムを率いるクレイグ・ウィルソンは、モータースポーツと市販車部門のエンジニアが、フォーミュラEのデータを頻繁に共有していると明かしてくれた。これは、テスラに対して出遅れた電気自動車の経験値を、ジャガー・ブランド全体としてカバーすることに繋がるという。

「フォーミュラEというのは、とりわけ温度管理については市販車とクロスオーバーする部分が多いのです。ソフトウェア、アルゴリズムという分野は、われわれの経験を活かせます。ブレーキングによる回生機能や、走行シミュレーションに関しては、これから多くを学ばなければなりません」

ウイルソンが言うには、2018年発表予定のジャガーI-PACEの開発が、フォーミュラEのマシンの性能向上に一役買っているという。
 

関連テーマ

おすすめ記事

 

自動車ニュースの人気画像