ジャガー新型『タイプ01』 新時代を象徴する1000psの電動4ドアGT、ついに名称決定 今年後半正式デビューへ

公開 : 2026.05.14 07:05

新生ジャガーの最初の市販車となる電動4ドアGTの名称がついに明らかになりました。ブランドの伝統に敬意を表して『タイプ01』と命名され、最高出力1000psを超える高性能モデルとして今年後半にデビューを飾ります。

新生ジャガー初の市販車

ジャガーは、新型の高級4ドアGTの名称を『タイプ01(Type 01、タイプゼロワン)』とすることを発表した。同社の新時代を象徴するモデルとして、今年後半にデビュー予定だ。

最高出力1000ps超を発生する高性能セダンであり、前身となるコンセプトカーは『タイプ00』、社内コードネームは『X900』と呼ばれていた。

新型タイプ01の予告画像
新型タイプ01の予告画像    ジャガー

ジャガーによれば、この名称には3つの重要な要素が含まれているという。

「タイプ」という接頭辞は、1951年のル・マン24時間耐久レースで優勝した『Cタイプ』から始まり、『Dタイプ』、『Eタイプ』、『Fタイプ』と続く歴代モデルからの伝統を継承していることを表す。

これらのモデルは「力強い走りと洗練されて落ち着いた乗り心地を兼ね備えている」ことが特徴で、ジャガーは新型EVにもこうした特性を引き継ごうとしている。

一方、「0」はゼロ・エミッションのパワートレインを、「1」は「新時代の幕開け」を意味している。

ジャガーは、正式発表の詳しい日時や会場についてはまだ明らかにしていない。

ラグジュアリー志向のブランドへ

タイプ01は2027年前半に市場投入される予定で、昨年12月のSUV『Fペイス』の生産終了以来、約1年半続いた生産休止期間に終止符を打つことになる。

ジャガーは全面的なブランディング刷新を進め、直近のモデルよりもはるかに高価格帯の、ラグジュアリー志向のEVを展開するブランドへと生まれ変わる。

新型タイプ01のプロトタイプ
新型タイプ01のプロトタイプ

新型タイプ01の価格は、約12万ポンド(約2500万円)から、ハイスペックモデルでは15万ポンド(約3200万円)以上となる見込みだ。ジャガーはこの価格帯により、BMWメルセデス・ベンツのようなプレミアムブランドと、ベントレーアストン マーティンのようなラグジュアリーブランドとの中間に位置づけられると考えている。

今後登場するモデルの詳細についてはまだ公式に確認されていないが、以前から大型リムジンと大型SUVがジャガー専用プラットフォーム『JEA』をベースに登場する可能性が示唆されていた。現在、これら2車種は『タイプ02』および『タイプ03』の名称で量産化される見通しだ。

なお、AUTOCAR UK編集部は新型タイプ01のプロトタイプに試乗し、その走りの実力を確かめている。詳しくは試乗記をご覧いただきたい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    フェリックス・ペイジ

    Felix Page

    役職:副編集長
    AUTOCARの若手の副編集長で、大学卒業後、2018年にAUTOCARの一員となる。ウェブサイトの見出し作成や自動車メーカー経営陣へのインタビュー、新型車の試乗などと同様に、印刷所への入稿に頭を悩ませている。これまで運転した中で最高のクルマは、良心的な価格設定のダチア・ジョガー。ただ、今後の人生で1台しか乗れないとしたら、BMW M3ツーリングを選ぶ。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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