AUTOCARの独断と偏見 リアが「ひどい」「美しい」クルマたち

2018.01.29

サマリー

交通量の多い道路でいちばん目にすることになるのは、クルマの後ろ姿、バック・エンドです。どのクルマのバック・エンドが魅力的か、どのクルマが醜いか、誉め、そしてけなします。

text:Richard Bremner(リチャード・ブレムナー)

もくじ

リアの見た目、フロントよりも重要?
涙々の後ろ姿 追い越したくなるお尻の3台
栄光のクルマたち 古文書からの後衛戦
リアが最も美しいクルマ(販売中のもの) その1
リアが最も美しいクルマ(販売中のもの) その2

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リアの見た目、フロントよりも重要?

フロント・エンドはクルマの最も重要な基準点だ。

クルマの顔であり、クルマを見分けるポイントであり、デザイナーはこれをキャンバスとしてクルマのブランドを描き、同時に個性化し、冷却し、クラッシュから保護し、空気を切り裂くことを求められる。

しかし現実には、他人のクルマで最もよく目にするのは後ろ姿、バック・エンドだと思う。ドライブ中はほとんど誰かのクルマの後にくっついて走るからだ。

バック・エンドについて、ここでは現在のクルマで最良のものをいくつかと、ひどいもの3点を取り上げてみた。ついでに、過去のクルマで最も偉大なものもいくつか。

カタログを漁りながらセクシーなお尻のクルマを探してみて驚いたのは、スポーティーであろうとなかろうと、バック・エンドの姿、形はどのクルマもみんな似ていること。

ナンバープレートはたいてい逆台形の中に納まっている。バンパーの下が黒く塗装されているクルマも多い。ここをディフューザーの形にすることに多くのデザイナーが抗えないのだ。それが意味を持つスーパーカーなのか、ただの買い物クルマなのかとは無関係に。

中級以上のクルマであれば、リア・エンドのマフラーは2本出しか4本出し。でもそのうちの1本だけが機能するクルマも多い。

一方で、クルマの個性的な特徴、あるいは美しさというものは、グラス・エリアとボディの比率、リア・デッキの高さ、ウイングのたくましさ、ウインドウのカーブ、取り付けたエアロ・パーツなどから立ち昇るものである。

したがって、選定理由は美しさ、オリジナリティ、暗黙の合意などそれぞれ別々である。

まずは、ひどい後ろ姿のクルマから見ていこう。せっかくですから。

 
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