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2019.05.21

英の新車販売、落ち込むワケ EU離脱とディーゼル不安 半数が購入延期

編集部より

AUTOCAR独自の調査結果により、英国ではEU離脱による影響や、ディーゼルの将来に対する懸念から、多くのひとが新車の購入を見合わせていることがわかりました。

もくじ

半数のひとが新車購入を延期
将来に対する不安が新車購入の妨げに
EU離脱はブランド選びにも影響
グラフ

半数のひとが新車購入を延期

新車販売が毎月のように落ち込んでいるというニュースが聞こえてくるように、英国のEU離脱と混迷するパワートレインの選択を前に、多くの消費者がクルマの購入を見合わせているという確かな論拠がある。

100人の英国に住む自動車購入者を対象に、調査会社のシンプソン・カーペンターに依頼して集めたAUTOCAR独自のデータによると、2年以上前に生産された車両を所有するひとの半数が、当初はもっと前にクルマの買い換えを計画していたという。特に年齢層が若いひとほど新車の購入またはリースを見送っているようだ。

その根本的な理由は推測できる。個人的な環境の変化は、新車購入を決定することの妨げとなるからだ。しかし、調査した4人に1人は新車の購入を延期した理由に(潜在的にまたは実感として)EU離脱の影響を挙げ、39%が経済的懸念があるためと答えている。

先行きが不透明なディーゼルや内燃エンジン搭載車を購入することを躊躇しているひとも27%に上る。

将来に対する不安が新車購入の妨げに

EU離脱とパワートレインに関する消費者の心理的不安は、これまで以上に新車販売に打撃を与えていることが、この調査結果からわかる。プレミアムカーのカテゴリーでは最もその影響が大きい。3分の1のひとが、これら2つの要素から現在より高価なクルマに買い換えることを見送ったと答えているのだ。

この新車購入に消極的な状態は、EU離脱による不安が解消されるまで続くと思われる。約3分の1のひとが、EU離脱の影響がはっきりするまで新車の購入を延期すると答えているのだ。

新車購入をどのくらい遅らせると考えているかという質問で、25〜44歳のひとで最も多かった答えは、今後2年間だった。一方で3分の2のひとはクルマを買い換えることにEU離脱は影響しないと答えている。

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