日産、ルノーによる議案決議棄権の意向について声明

2019.06.10

サマリー

日産の西川社長が、本日の報道について声明を発表しました。ルノーが一部の議案決議について棄権する意向であることを認めています。

ルノーから書簡届く

日産の西川廣人 代表取締役社長兼CEOは、一部議案決議についてルノーが棄権する意向であることを事実であると認めた。

これは、一部メディアにおいて、6月25日に開催が予定されている同社定時株主総会での指名委員会等設置会社移行のための定款変更に関する議案決議において、委員会メンバーの選任にあたり、ルノーの意向が十分に反映されていないことを理由として、ルノーが棄権する意向との報道がなされたことを受けたもの。

西川代表取締役社長兼CEOは、「本件、ルノーからそれに関する書簡が届いたことは事実です。当社は、当時ルノー会長でもあった元会長らによる重大な経営者不正の発覚を踏まえ、これまで第三者委員を中心とする “ガバナンス改善特別委員会” を設置し、ガバナンスの改善策および将来にわたり事業活動を行っていくための基礎となる健全なガバナンス体制の在り方について協議、検討を重ねてまいりました。その後、同委員会からの提言をもとに、指名委員会等設置会社に移行することを当社取締役会において全会一致で決議しています」

取締役会の中には、ルノー指名による代表者も加わり、議論を尽くし、取締役全員が賛同していただいていたにもかかわらず、ルノーからこのような意向が示されたことは大変な驚きであります」とコメント。

「今回のルノーの意向は、コーポレートガバナンス強化の動きに完全に逆行するものであり、誠に遺憾です。いずれにしても当社は、すべての株主利益のために、ガバナンス強化のための指名委員会等設置会社への移行の必要性について、理解が得られるよう最善の努力をしていく所存です」と締め括った。

 
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