ジープ改良型『アベンジャー』欧州で発表 照明付き7スロットグリル獲得、インテリアも質感向上

公開 : 2026.05.15 07:25

ジープは小型SUV『アベンジャー』のマイナーチェンジを欧州で実施しました。LEDライト付きのフロントグリルを導入するなどデザインを刷新したほか、インテリアや一部エンジンにも改良が施されました。

フロントグリルがLED付きに

ジープは、小型SUV『アベンジャー』の改良型を欧州で発表した。発売から3年目にして初のアップデートであり、デザインや装備を変更した。

主な変更点は、ジープのトレードマークである7スロットグリルのデザインだ。LEDライトが採用され、夜間でも一目でジープと分かるようになった。各スロットのクローム縁取りも取り除かれ、よりシンプルな外観に仕上がっている。

改良型アベンジャー
改良型アベンジャー    ジープ

この新しいグリルデザインは、今後発売されるすべての新モデルの上位グレードに採用される予定だ。

また、悪路での損傷を防ぐため、樹脂製ボディクラッディングとスキッドプレートが採用された。一方、四輪駆動の『4xe』モデルには、前輪駆動のガソリン車、ハイブリッド車、EVと区別するため、赤いアクセントが施されている。

インテリアの質感を高めるため、ドアパネルには柔らかい素材を、ダッシュボード下部にはパッドを採用。ドライブモードセレクターは、操作しやすくするためゴム仕上げに変更された。

一部エンジンで燃費向上

エントリーモデルに搭載される最高出力100psの1.2L 3気筒ターボガソリンエンジンは、高圧インジェクターと内部構造の改良により燃費効率が向上したとされている。また、以前のモデルで使用されていたウェットベルトではなく、タイミングチェーンを採用している。

このエンジンは6速マニュアル・トランスミッションと組み合わされ、0-100km/h加速タイムは10.6秒だ。

改良型アベンジャー
改良型アベンジャー    ジープ

従来通り、129psの前輪駆動モデルまたは145psの四輪駆動ハイブリッド、そして航続距離400kmのEVモデルも用意されている。

英国では、改良型アベンジャーは9月に発売される予定だ。価格は未確定だが、ほぼ据え置かれる見込みだ。

ポーランドで生産されるアベンジャーはジープにとってヒット作となっている。2023年に「欧州カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し、世界中で累計約27万台を販売するなど、ブランドの成長に重要な役割を果たしている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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