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ロールス・ロイス、中国で競争に直面 紅旗(ホンチー)が高級車リーダーへ虎視眈々

2019.11.15

100字サマリー

知名度の低い中国ブランドの勢いが増しています。たとえば紅旗(ホンチー)は、ロールス・ロイスのデザインチーフを引き抜きました。彼は「ロールス・ロイスを所有したがるような中国人富裕層を狙う」と意気込みます。

もくじ

ロールス・ロイス、目下の敵は中国か
「紅旗、中国で一番の高級車ブランドに」
厳しい戦いであることは承知
ロールス・ロイスのデザイン責任者の旅立ち

ロールス・ロイス、目下の敵は中国か

ロールス・ロイスは近々、知名度の低い中国ブランドの攻勢にさらされるかもしれない。それも、超高級車市場で。

国内専業に近かった、中国のホンチーこと紅旗。彼らは2018年に、ロールス・ロイスのデザインチーフであるジャイルズ・テイラーを引き抜いた。グローバル化する高級車市場の頂点に、狙いを定めたのである。

L5
L5

紅旗は、中国最大の自動車メーカーの1つであるFAWグループの一員だ。かの有名なL5のような政府専用リムジンを手がけるなど、文化的にも歴史的にも実績は十分。それをもって、ロールス・ロイスと渡り合うつもりらしい。

現在、テイラーはミュンヘンにいる。役職はデザイン担当グローバル副社長およびチーフクリエイティブオフィサーだ。

彼はAUTOCARの取材に対し、ラッグシップとなる高級車を作ると答えた。従来ならばロールス・ロイスを所有したがるような中国人富裕層を狙うという。

「若い超富裕層を取り込みたいと思っています。彼らは中国ブランドの高級車を欲しがっているのです」とテイラーは語った。彼のいる紅旗は去年、販売台数を伸ばしている。

テイラーは、いかなる紅旗のクルマもロールス・ロイスのコピーではないとした。それらは自身がデザインした、独自のアイデンティティを持つものであると。

「革新的かつデジタルなやり方を見つける必要があります。まったく新しい、中国製の、オリジナルな紅旗車を作るために」と、テイラー。「ロールス・ロイスのコピーだ、と言われるようなことにはしませんよ」

 
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