メルセデスAMG新型『CLA 45 4マティック+』発売 680psの高性能EVが歴代初登場 スーパーカーを凌ぐ加速力、エンジン音も再現

公開 : 2026.07.13 07:45

メルセデスAMGが新型の高性能EV『CLA 45 4マティック+』を発表。3モーターで合計出力680psを発生し、「バチバチ」というエンジン音・排気音も再現しています。航続距離は最大670kmを実現。

3モーター&大容量バッテリー搭載

メルセデスAMGは、新型の高性能EV『CLA 45 4マティック+』を発表した。スーパーカーを凌ぐパフォーマンス、先進的なトルクベクタリング技術、そして内燃機関を彷彿とさせるサウンドを備えている。

ボディスタイルは4ドア・クーペの『サルーン』とステーションワゴンの『シューティングブレーク』の2種類が用意される。従来通りの構成だが、歴代初のフル電動モデルであり、標準のCLAとは中身が大きく異なる。

メルセデスAMG CLA 45
メルセデスAMG CLA 45    メルセデスAMG

英国企業ヤサ(Yasa)が開発した3基のアキシャルフラックスモーターと、新型『Cクラス with EQテクノロジー』に搭載される大容量の94kWhバッテリーを組み合わせ、さらに空力性能を高めるアグレッシブなデザインが施されている。

リアアクスルに2基、フロントに1基のドライブユニットを配置した3モーター構成で、合計出力680psを発生する。ただし、リアのモーターだけで最大出力を発揮することも可能だ。出力はバッテリーのスループットによって制限されており、将来のアップデートでさらなる性能が引き出される可能性がある。

フロントモーターが作動するのは、サーキット走行や悪条件での走行など、トラクションが必要なシチュエーションに限られる。

エンジンの音や振動をシミュレート

車重2.3トンでありながら、0-100km加速タイムはサルーンで3.0秒、シューティングブレークで3.2秒を達成。これは、『SLS AMGブラックシリーズ』(3.6秒)をはじめとするAMGの多くの上級モデルよりも速く、F1用エンジンを搭載した『ワン』(2.9秒)にほぼ匹敵する速さだ。

最高速度は250km/hで、オプションのAMGダイナミック・プラス・パックを装着した場合は270km/hに達する。

メルセデスAMG CLA 45
メルセデスAMG CLA 45    メルセデスAMG

エンジンとトランスミッションの挙動を再現する「AMGFORCE」システムを有効にすると、加速はわずかに鈍化する。このシステムは、前世代の45モデルに搭載されていた「M139」ターボチャージャー付き直列4気筒エンジン(世界最強の量産4気筒エンジン)の音とパワーデリバリーを再現し、8速の疑似トランスミッションを介して駆動する。

フロントシートには振動モーターが搭載されており、乗員の背中でガソリンエンジンの響きを再現する。その音は車内と車外の両方で聞こえ、オーバーラン時には「バチバチ」という音も発生する。静音モードと大音量モードがあり、メルセデスAMGによれば、後者の音響効果はアフターマーケットのエグゾーストシステムに匹敵するという。

AMGFORCEは「S+」ドライブモードを選択すると作動するが、サーキット走行に特化した「レース」モードでは、絶対的なスピードを引き出すために無効化される。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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