【50周年】BBS鍛造ホイール新作「RE-V7」/新色リム「LM」 記念仕様「スーパーRS」 東京オートサロン

公開 : 2020.01.19 19:50  更新 : 2021.12.09 23:14

ホイールの「BBS」は、今年がブランド誕生50周年。東京オートサロンに展示された品から、注目の3アイテムを見てみましょう。50年記念仕様も登場へ。

ブランド誕生50年

text&photo:Hidenori Takakuwa (高桑秀典)

世界に先駆けてアルミ鍛造ホイールの量産化を実現したBBSジャパンは、時代に左右されることなく、独自の鍛造技術を磨き続けてきた。

2020年はBBSブランドがドイツで誕生してから50年。そのような記念すべきアニバーサリーイヤーの始まりを、東京オートサロン2020で迎えることになった。

東京オートサロン2020のBBSブース
東京オートサロン2020のBBSブース

そのチャレンジの物語、鍛造工程、新たに導入された1万2000トン・プレス機、新工場のビジュアルなどで奥の壁面を飾ったBBSジャパンのブース。フロアでは新旧BMW M5を展示。

旧型にはBMWに純正採用となったBBS鋳造ホイール、新型には鍛造ホイールを装着し、その歴史と進化を表現した。

新1ピース・アルミ RE-V7

製品で注目すべきは3アイテム。新作1ピース・アルミ鍛造ホイールの「RE-V7」。アルミ鍛造2ピースホイール「LM」の新色リム仕様。

そして、BBS鍛造ホイールのアイコン的ホイールである「スーパーRS 50thアニバーサリー」だ。

東京オートサロン2020に展示されたRE-V7
東京オートサロン2020に展示されたRE-V7

「RE-V7」は、レースシーンで得られるノウハウを最大限まで市販ホイールにフィードバックし、技術陣が納得がいくまで細部を詰めた珠玉の逸品。

2020年の夏頃に発売される予定だという。

LM ブラックブライトダイヤカット

「LM」はル・マン24時間耐久レースで活躍するマシンに常に選ばれてきたBBSレーシング・ホイールをベースとしている。

シックでありながらも風格を感じるスタイルを特徴としている。

LM(ブラックブライトダイヤカットのリム)
LM(ブラックブライトダイヤカットのリム)

今回披露された「LM」は既存のディスク:ゴールド、リム:シルバーダイヤカット(GL-SLD)と同じゴールド・ディスクだが、リム部をブラックブライトダイヤカット(BKBD)という新色にした仕様。

1994年の登場以来、いまも世界で愛され続けているロングセラーモデルの人気は、新色リム仕様が設定されたことでまだまだ衰えない。

19インチを再設定

アルミ鍛造2ピースホイールの「スーパーRS(SUPER-RS)」は20インチ×9.5Jサイズの展示を行った。

さらに50周年記念ホイールは、ファンからのリクエストに応えるかたちで19インチを再設定し、「50th Anniversary」の彫刻を施した限定品の販売がアナウンスされた。

東京オートサロン2020に展示されたスーパーRS
東京オートサロン2020に展示されたスーパーRS

記事に関わった人々

  • 高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」

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