【倍返し】Nボックス販売、前月首位のタントの2倍 2020年の「軽」はどうなる?

2020.01.23

サマリー

首位をタントに奪われたホンダNボックスが「倍返し」。Wスコアで首位に返り咲きました。「軽」の販売台数と2020年の展望をレポートします。

もくじ

12月 日産だけ増
2020年の展望
11月トップのタントは?
2019年 やっぱりNボックスが首位

12月 日産だけ増

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)

全国軽自動車協会連合会がまとめた2019年12月の軽自動車の国内新車販売台数(速報値)は、前年同月比13.7%減の11万7924台と3か月連続でのマイナスを記録した。

これで2019年度(1〜12月)の新車販売の成績は、前年比0.7%減の191万346台と3年ぶりに減少に転じた。

12月の「軽」販売は日産以外ダウン。新型タント(写真はカスタム)が好調のダイハツだが2桁減となった。
12月の「軽」販売は日産以外ダウン。新型タント(写真はカスタム)が好調のダイハツだが2桁減となった。

12月期のブランド別新車販売台数では、日産自動車が前年同月比2.6%増の1万3074台と唯一プラスを記録したものの、それ以外はすべてマイナス。

ただし、スズキは同6.4%減の3万9301台に収めて2か月ぶりのシェアトップにつく。

前月首位のダイハツは同21.1%減の3万5366台と落ち込み、第2位に陥落。また、ホンダは電動パーキングブレーキの不具合でNワゴンの生産を一時停止している影響もあって同19.0%減の2万1549台と2桁減となった。

2020年の展望

一方、2019年度で見ると、ダイハツが前年比0.6%増の61万5240台を達成して2年連続でのトップとなり、最大のライバルのスズキは同2.2%減の57万3986台で第2位に甘んじた。

軽自動車の新車販売動向について業界団体の関係者は、「2019年度で見ると、9月までは前年実績を超える台数を記録していたものの、10月以降は大型台風の影響や消費税増税の一定程度の反動減があらわれ、結果的に3年ぶりの前年割れとなった」と解説。

三菱自が春に発売予定の軽スーパーハイトワゴン「eKクロススペース」。
三菱自が春に発売予定の軽スーパーハイトワゴン「eKクロススペース」。

2020年の展開については、「スズキのハスラー、日産と三菱自動車の新型スーパーハイトワゴンなど、人気を集めそうな新型車が年初に相次いで発売される予定なので、販売台数が上向く見込みは十分にある。一方、消費税増税に伴う市場の節約志向がどれくらい影響してくるかは注視していく必要がある」と分析した。

 
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