【アルファードとは異なる味つけ】“上級送迎車” トヨタ・グランエースの秘密に迫る

2020.02.10

サマリー

トヨタ・グランエースを、ひと言で表すと「上級の送迎車」。カタログの写真も後席ばかりです。では、なぜディーゼルにして、商用車タイヤを履かせたのでしょう。気になる点を取材しました。

もくじ

16ページ目に、やっと運転席
上級送迎車なのに、ディーゼルしかない理由
上級送迎車なのに、商用車用タイヤを履く理由
ハイルーフは? 電動パーキングは? 気になる点を聞いてみた

16ページ目に、やっと運転席

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)
photo:Keisuke Maeda(前田恵介)/編集部

昨年開催された東京モーターショーで日本初公開となったトヨタ・グランエース。新興国向けに販売を開始している300系と呼ばれるハイエースをベースにしたフルサイズ・ワゴンであり、車両価格は600万円を超える高級車となっている。

すでにトヨタには高級ミニバンとしてアルファード/ヴェルファイアが存在しているが、それらの車種との差別化はズバリ“上級送迎車”であるということ。アルヴェルはオーナーが主役のハイオーナーカーという側面も持ち合わせているのに対し、グランエースは後部座席に座るゲストが第一と考えるモデルというわけだ。

アルヴェルとグランエースの立ち位置を理解するうえで参考になるのが、クラウンとセンチュリーの関係
アルヴェルとグランエースの立ち位置を理解するうえで参考になるのが、クラウンとセンチュリーの関係

いうなれば、クラウンとセンチュリーの関係性に近いとでも言えば分かりやすいだろうか。

実際、カタログを見てみても、先に登場するのは後部座席の快適さについての記述であり、運転席については16ページまで読み進めて初めて登場するほどなのである。

運転席にも本革の表皮を使用したパワーシートがおごられているが、後部座席のような凝ったステッチはなく、インパネ周りを見ても全体の雰囲気を壊さない程度に加飾は施されているが、後部座席周辺に比べれば非常にシンプルなものとなっている。

とはいえ、送迎目的ではない一般ユーザーからの問い合わせも思ったより多いということで、今後オーナードライバー向けの仕様が登場する可能性もゼロではなさそうである。

 
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