NSXの前奏曲!今明かされる『ホンダHP-X』の全貌【#03テスタロッサを描いた男】

公開 : 2025.03.28 11:45

2024年ペブルビーチ、ホンダのプレスリリース

2024年ペブルビーチ・コンクールデレガンスにおける展示のプレスリリースで、ホンダは以下のように述べている。

「グランドエフェクトを含む先進のエアロダイナミクスと革新的な冷却ソリューションを採用した。ドアは装着されず、ジェット戦闘機のような取り外し可能な一枚板のキャノピーが特徴。さらにHP-Xは、軽量化とパフォーマンス向上のため、ハニカムパネル、カーボンファイバー、ケブラーなどの代替素材を使用した最先端技術を追求した。

2024年ペブルビーチで展示された際、ホンダからプレスリリースが発せられた。
2024年ペブルビーチで展示された際、ホンダからプレスリリースが発せられた。    ピニンファリーナ

HP-Xのインテリアは、徹底したスタイリング研究により、快適性、人間工学、機能の新たなレベルを追求。ホンダが開発した『電子制御ドライブサポートシステム』は、リアルタイムテレメトリー、GPS、さらには『特殊ソナー』による路面状況の警告など、現在では当たり前の技術である先進的な機能を予告している」
(つづく)

記事に関わった人々

  • 執筆

    越湖信一

    Shinichi Ekko

    イタリアのモデナ、トリノにおいて幅広い人脈を持つカー・ヒストリアン。前職であるレコード会社ディレクター時代には、世界各国のエンターテインメントビジネスにかかわりながら、ジャーナリスト、マセラティ・クラブ・オブ・ジャパン代表として自動車業界にかかわる。現在はビジネスコンサルタントおよびジャーナリスト活動の母体としてEKKO PROJECTを主宰。クラシックカー鑑定のオーソリティであるイタリアヒストリカセクレタ社の日本窓口も務める。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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