日本車に新たな関心 初代ホンダ『NSX』のレストモッド、ピニンファリーナ設計で来年登場 JASが投入

公開 : 2025.10.29 07:05

ピニンファリーナ設計による初代ホンダ『NSX』のレストモッドモデルが、来年発表される予定です。イタリアのモータースポーツ企業JASモータースポーツがカーボンファイバーボディのロードカー開発を進めています。

カーボンボディで復活 リトラ継承

イタリアのレーシングカーメーカーであるJASモータースポーツは、公道向けのロードカー開発に着手し、初代ホンダNSX』のレストモッドを投入する計画だ。そのデザインはピニンファリーナが手掛けることになる。

JASが公開した予告画像によると、1990年発売のNSXに忠実なデザインで、リトラクタブルヘッドライトと小型リアスポイラーを継承しつつ、よりアグレッシブなスタンスを獲得しているようだ。

JASモータースポーツが開発中のホンダNSXのレストモッドモデル
JASモータースポーツが開発中のホンダNSXのレストモッドモデル    JASモータースポーツ

フロントライトリフレクターはLEDデイタイムランニングライトに置き換えられ、ボンネットには2代目NSX-Rを彷彿とさせる大型ダクトが配置されている。

リアには、後期型NSX-Rを彷彿とさせるスポーティなディフューザーが装着されているようだ。

初代NSXは世界初のオールアルミ製の市販車として知られるが、このレストモッドモデルではカーボンファイバー製ボディに変更される。左ハンドル仕様と右ハンドル仕様の両方がラインナップされる予定だ。

オリジナルと同様、自然吸気V6エンジンに6速マニュアル・トランスミッションを組み合わせる。

JASはパワートレインについて「NSXに着想を得た」と説明しており、ホンダの3.0Lエンジンを改良したものか、あるいはまったく新しいパワートレインを開発している可能性がある。

新型車は来年初頭に完全公開される予定だ。

JASによる今回の取り組みは、レストモッド候補としてクラシックな日本車が関心を集め始めていることを示すものだ。

これまでレストモッドといえば、ポルシェ911フォードマスタングといった欧米車が主流で、日本車への関心は主にダットサン240Zに限られていた。しかし近年、初代NSXはクラシックカーとしての地位を確立し、良好な状態のマニュアル・トランスミッション搭載車の価格は10万ポンド(約2000万円)を突破している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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