【7人乗りも新設定】レクサスの本格オフローダー『GX550』の国内販売を開始

公開 : 2025.04.03 13:30

タフで上質感あるボディカラー

新型レクサスGXのボディカラーは、オフロードイメージをかき立てるソリッド感あるカラーから、都市の風景にも馴染む落ち着きのあるメタル系のカラーを中心に採用。タフながらも上質な世界観を表現した。

『バージョンL』はマーキュリーグレーマイカをはじめとする全7色、『オーバートレイル+』はムーンデザート&ブラックをはじめとする全9色(バイトーンを含む)をラインナップする。

国内初導入となるレクサスGX550。
国内初導入となるレクサスGX550。    レクサス

モノトーンのモダンなインテリア

インテリアは『森の中にたたずむ、デジタル環境を完備したモダンで快適な別荘』をイメージしてデザイン、自然と調和するモノトーン基調とした。

オフロード走行時に車両姿勢を感じ取れるように、水平・垂直基調のシンプルなインストルメントパネルには、低い位置にセンターディスプレイを配置して前方視認性を向上し、ドライバーの安心感へとつなげた。

国内初導入となるレクサスGX550。
国内初導入となるレクサスGX550。    レクサス

また、広がりを持った空間を演出するパネル部の金属調の加飾や、メーターからつながる合成皮革で縁取られたセンターディスプレイ、最適な位置に設えたニーパッドなど、シンプルな造形を上質に仕立て、モダンで心地よい空間とした。

操作系はヒトが馬を操る際に用いる『手綱』に着想を得た、レクサスの新しいコックピットデザイン『タズナ・コンセプト』を採用。ステアリングスイッチとヘッドアップディスプレイを連携させ、少ない視線移動で運転に集中しながら、各機能の操作が可能となっている。

センターディスプレイは大型の14インチ・タッチディスプレイを採用。大部分の機能をソフトスイッチ化しながらも使用頻度の高い温度調整スイッチとオーディオスイッチは物理スイッチとして、直感的な操作性を実現した。

後部座席は荷室容量を確保しつつ、充分な前後カップルディスタンスを実現した。セカンドシートはシート前倒しとタンブル機構を、サードシートには左右独立操作可能な電動折りたたみ機構を採用した。

よりオフロード志向『オーバートレイル+』

レクサスが提言する、アウトドア・ライフスタイル『オーバートレイル・プロジェクト』を体現するものとして設定された『オーバートレイル+』。

『バージョンL』に対して20mmワイド化したトレッドとブラックのアーチモールや切り上げられたフロント・リアのバンパーコーナー下端、別体のセンタープロテクションなどで、オフロード走行時の機能性がより高められている。

国内初導入となるレクサスGX550。
国内初導入となるレクサスGX550。    レクサス

加えて、ブラックのアウターミラーカバーとドアハンドルなどの専用装備が、本格オフローダーとしての風格に磨きをかけた。

エクステリアカラーの『ムーンデザート&ブラック』はソリッドのような色彩を持ちながらメタリックの陰影により立体感のある上質感ある専用色。その他にもバイトーンを含めた全9色を用意する。

シートデザインにもエクステリアのアンダーグリルをモチーフとしたエンボスパターンや肩口のオリーブカラーのバイオウルトラスエードのアクセントなど、専用の配色と加飾で特別感を高めた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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