いかついぜ! レクサス新型「GX」オーバートレイル仕様ってなんだ? 本格派SUVをワイルドに

公開 : 2023.06.09 09:12  更新 : 2023.06.17 12:20

レクサスGXがフルモデルチェンジ! 注目は写真のオーバートレイル仕様でしょう。ワイルドな姿がレクサスの新境地を示します。

新型GX、サイズが判明 新仕様も登場

執筆:Wataru Shimizudani(清水谷 渉)

北米で新型レクサスGX(プロトタイプ)が発表され、同時に「オーバートレイル仕様」が登場した。

「GX」は日本未導入の大型SUVで、今回のフルモデルチェンジでは、V6ツインターボ車、直4ハイブリッド車を用意する。標準型のサイズは、全長4950×全幅1980×全高1870mmだ。

新型レクサスGXオーバートレイル仕様
新型レクサスGXオーバートレイル仕様    レクサス

近年のレクサスは、大自然とともにアウトドア・ライフスタイルを彩るクルマとの体験「オーバートレイル プロジェクト」を推進している。

そこで新型GXには、そんなプロジェクトに対応する「オーバートレイル」仕様が新設定されたわけだ。

徹底的に素性を鍛え上げた標準型に対し、より本格オフローダーとして求められる専用機能やデザインを追求している。

もっとワイドに 悪路も走れる特別装備

具体的には、標準型よりトレッドは20mmワイド化し、ブラックのアーチモールとともに、安定感あるスタンスなどタフさを強調。

前後のバンパーコーナー下端を切り上げ、悪路走破性をいっそう高め、別体のセンタープロテクションを設けて、路面に障害物の多いようなオフロード走行時の機能性を追求している。

新型レクサスGXオーバートレイル仕様
新型レクサスGXオーバートレイル仕様    レクサス

さらに、ブラックのアウターミラーカバーやアウトサイド・ドアハンドルなどの専用アイテムを装備し、本格オフローダーとしての風格に磨きをかけた。

ボディカラーには新規開発の専用色「ムーンデザート」などを設定し、内装はブラックとアースカラーの「シャトー」を用意。専用の配色や加飾も採用している。

そして極めつけは、タイヤメーカーと共同開発した専用の265/70R18 オールテレインタイヤ。

さらに、オン/オフの走行性能を引き上げる「E-KDSS(エレクトロニック・キネティック・ダイナミック・サスペンションシステム)」やクロールコントロールも備えて、本格的なオフロードにまで対応できるように仕立てられている。

今年に入って、従来型がレクサスによって何度か国内イベントで展示されている。日本導入へ向けて、市場の反応を探っていると考えるのは深読みしすぎだろうか。

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    AUTOCAR JAPAN

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    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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