キャデラック・エスカレードが新デザインでアップデート 50台の限定モデルも発売

公開 : 2025.05.16 20:05

キャデラック・エスカレードがマイナーチェンジを受け発売となりました。同社初のEV『リリック』のデザイン言語でアップデートされ、ダッシュには圧巻の55インチディスプレイを装備します。また、50台限定で特別なカラーを纏った限定車『ローンチエディション』も登場します。

キャデラックのフラッグシップがマイナーチェンジ

ゼネラルモーターズ・ジャパンは5月15日、キャデラックの最上級フルサイズSUV『キャデラック・エスカレード』を改良し、全国のキャデラック正規ディーラーでの販売を開始した。

価格は『プラチナム』が1890万円、『スポーツ』が1950万円となる。

5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。
5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

また改良新型『エスカレード』の発売を記念して、専用カラーの特別限定車『エスカレード・スポーツ・ローンチエディション』も発売される。50台の限定となる『ローンチエディション』の価格は1995万円。

最新のデザイン言語でアップデート

米国を代表するラグジュアリー・フルサイズSUVであるエスカレードは、1999年の初代から2020年発売の第5世代までで100万台以上を販売、世界中のプレミアムカーユーザーから支持を受けている。

今回のマイナーチェンジでは、ブランド初のEV『キャデラック・リリック』から採用されたキャデラック最新のデザイン言語を反映、よりワイドなプロポーションを強調するフロントフェイスを得た。

5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。
5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

また、ふたつのグレード『プラチナム』と『スポーツ』で異なるコンセプトのデザインを纏い、精悍さとエレガンスを表現している。

リアにはアイコニックな縦基調のコンビネーションランプを装備し、キャデラックらしい力強さを印象づける。さらに新デザインのアロイホイールは、従来の22インチに加えて24インチの大口径ホイールも設定し、スポーティな魅力を高めている。

全周を映す湾曲型55インチディスプレイ

『エスカレード』のキャビンに乗り込んでまず目に入るのが、湾曲した巨大な『55インチHDカーブド・フロントディスプレイ』。

8K解像度のドライバー用画面と4Kの助手席用画面をシームレスにつなぎ、ドライバーには車載用として世界初の車両全周を映し出す『サラウンドビジョン』や様々な車両情報を高い視認性で鮮明に表示する。

5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。
5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

また、助手席側の専用画面はHDMI入力を備え、お気に入りのコンテンツや車両情報の閲覧が可能となっている。

本物の素材を多用した極上の空間

インテリアには深みのある天然木や、滑らかなセミアニリンレザーなど、本物の素材を贅沢に使い手仕事で仕立てられた上質な空間となっている。

また、ロングホイールベースによる広大なキャビン、二層構造で断熱性と遮音性に優れ開放感にあふれた『パノラミック・パワーサンルーフ』、『ヒーター&ベンチレーション付き12ウェイフロントパワーシート』、『冷凍機能付き冷蔵庫』などで、最上級のドライビング体験を提供する。

5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。
5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

シーンや気分に合わせたライティングをカスタマイズできる『アンビエントライト』は、126色のカラーバリエーションで好みに合わせて室内を演出できる。

さらに、キャデラックが『エスカレード』で初めて車載用に採用した、オーストリアの音響機器ブランド『AKG』のサラウンド・サウンドシステムは、36個のスピーカーによる驚異的な立体音響を実現。堅牢なボディと遮音ガラス、ノイズキャンセリング機能などの徹底したノイズ対策により、高い静粛性と合わせて臨場感あふれる音響体験を提供する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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