キャデラック・エスカレードが新デザインでアップデート 50台の限定モデルも発売

公開 : 2025.05.16 20:05

5つのモードを持つドライブトレイン

エスカレード』のドライブトレインは最高出力416psと最大トルク63.6kg-mを発揮する6.2LのV型8気筒エンジン。クルージングなどの低負荷時には4気筒または6気筒を休止させる『ダイナミック・フューエルマネージメント』を採用する。

オートマチックトランスミッションには最新の10速式を採用し、あらゆるシーンで新次元の走りを体感することができる。

5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。
5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

4輪駆動システムにはシチュエーションに合わせて、2WDハイ、4WDハイ、4WDロー、ニュートラル、オートの5つの走行モードを選択できる『オートトラック2スピード・トランスファーケース』を搭載。

オートモードでは通常時は後輪駆動で走行し、スリップを検知すると必要に応じて4輪駆動に切り替わる。また、新たに設定された4ローモードは、深い雪道や泥濘地などの悪路でより高い走破性を発揮しする。

アシスト付きドアなどで利便性向上

前後ドアはセンサーとモーターを内蔵した『パワー・オープン/クローズ・ドア』となっており、強風時や傾斜地でのドア開閉を制御、障害物にも自動で配慮しエレガントなドア操作をサポートする。

電動アシストステップやソフトクローズ機能も標準装備し、乗員のスムーズな乗降をエスコートする。

5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。
5月15日より発売となった、改良新型『キャデラック・エスカレード』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

『リアカメラーミラー』は通常のルームミラーとして機能する他にも、デジタルミラーに切り替えることでこう書くな後方映像を表示する。さらに角度調整やズーム機能を使用することで視界や視認性を高め、より安全なドライビング環境を実現できる。

50台限定の『ローンチエディション』

新型『エスカレード』の発売を記念して50台の限定で登場した『エスカレード・スポーツ・ローンチエディション』は『スポーツ』グレードをベースに、通常では選べない『アージェントシルバー メタリック』をボディカラーに採用。

足元には『24インチ 7スポーク・パールニッケル・アロイホイール』を標準装備し、フロントとリアには『モノトーンのキャデラック・クレスト』が輝き、特別なモデルであることを主張する。また、リアの『グロスブラックのモデルバッジ&トルクバッジ』がアグレッシブなスタイルを強調する。

改良新型『キャデラック・エスカレード』の登場を記念した、50台の限定モデル『ローンチエディション』。
改良新型『キャデラック・エスカレード』の登場を記念した、50台の限定モデル『ローンチエディション』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

インテリアは洗練された専用カラーの『シェアグレイ・ジェットブラックアクセント』に、ファセットキルティングを施したセミアニリンのフルレザー仕様。磨き抜かれた内外装はキャデラックの新しい時代を切り拓くにふさわしい、卓越した存在感を放つ。

新型『キャデラック・エスカレード』のスペック

全長:5400mm
全幅:2065mm
全高:1930mm
ホイールベース:3060mm
車両重量:2780kg
乗車定員:7名
ハンドル位置:左

エンジン:V型8気筒OHV / L87
総排気量:6156cc
最高出力:416ps / 5800rpm
最大トルク:63.6kg-m / 4000rpm
駆動方式:全輪駆動(選択式)
トランスミッション:10速AT

改良新型『キャデラック・エスカレード』の登場を記念した、50台の限定モデル『ローンチエディション』。
改良新型『キャデラック・エスカレード』の登場を記念した、50台の限定モデル『ローンチエディション』。    ゼネラルモーターズ・ジャパン

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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