【前例のないスケールで実施】ジープ・ダックが全国24ヵ所を巡回!ピンクのラングラーで高い走破性と機能性を体感

公開 : 2025.07.29 17:05

ジープ・ブランド初となる全国キャラバンイベント、『ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!』が7月25日からスタートしています。ジープ世田谷でその模様を取材してきた、高桑秀典のレポートです。

ピンクラングラー全国巡回キャラバンがスタート

7月25日から、ジープ・ブランド初となる全国キャラバンイベント、『ピンクラングラーキャラバン 見て、走って、体感しよう!』がスタート。7月26日にジープ世田谷でその模様を取材してきた。

こちらは、本格オフローダーであるラングラーの魅力を、より広く、より多くの人々に体感してもらうことが目的。具体的には、ピンク色にラッピングされた3台のラングラーが、キャラバンスタイルで全国のジープ正規ディーラーを巡回するというものだ。

7月25日から、ジープ・ブランド初となる全国キャラバンイベントがスタート。
7月25日から、ジープ・ブランド初となる全国キャラバンイベントがスタート。    高桑秀典

まずは7月25日に東京をスタートし、12月23日までの5ヵ月間にわたって全国24拠点を巡り、熊本でフィナーレを迎える予定だ。

ジープ・ブランドとして前例のないスケールで実施されるという当イベントに使用されるラングラーの側面には、『#ピンクラングラー』のサインとQRコードを大胆にデザイン。先頭車両の屋根には特大サイズの『ジープ・ダック』が乗っていて、遠くからでも目を引くスタイルとなっている。

『ジープ・ダック』とは、素敵なジープを見かけた際にその車両に小さなアヒルのおもちゃを置くというユニークなムーブメントで、世界中のジープ・オーナーの間で親しまれている。

人と人の繋がりが希薄になったコロナ禍にカナダで始まり、『You’ve been Ducked!(ダックされた!)』という言葉とともに、温かいコミュニケーションの象徴となっているそうだ。

タフで快適なラングラーを見て実際に乗ってもらう

今回のピンクラングラーキャラバンでは、各拠点の特設会場もしくはジープ正規ディーラーにて、プロドライバーの運転によるオフロード体験会を実施。タフで快適な本格オフローダーとして知られるラングラーの高い走破性と機能性、その片鱗を実際に体感することができる。

筆者も助手席で体感したが、車体が盛大に傾き、浮いていたタイヤが着地しても驚くような衝撃を感じることはなく、むしろ外から見ているほうがハラハラドキドキするほど。

各拠点の特設会場もしくはジープ正規ディーラーにて、オフロード体験会を実施。
各拠点の特設会場もしくはジープ正規ディーラーにて、オフロード体験会を実施。    高桑秀典

ちなみに、キャラバンの巡回対象外となるジープ正規ディーラーにおいても、同エリアの巡回時期に合わせてオンロード試乗会を実施。このキャラバンを全国のディーラーで盛り上げている。

ステランティス・ジャパンのスタッフによると、昨年末に行ったオーナーインタビューの中に「街中でラングラーをリアルに見て、カッコよかったので購入した」という声があったそう。これが『ジープ・ダック』を乗せた3台のピンクラングラーが全国27拠点を巡るという、今回のキャラバンイベントに繋がったそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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