【実機に触れてわかったこと】カロッツェリアの2025年冬モデルを詳細チェック!

公開 : 2025.11.27 11:45

買いやすく取り付けやすいスタンダードタイプのミラー型ドラレコ

カロッツェリアではドライブレコーダーのラインアップも充実しているが、ミラー型2カメラモデル『VREC-MZ300D(3万2000円前後)』は人気が出そうな1台。必要な機能を確保しつつ手が届きやすい価格としたモデルだ。

本体は上級機となる『VREC-MS700D』と同様の高級感あふれるルックスで、純正ルームミラーに重ねてゴムバンドで固定。フロントカメラは本体背面に組み込まれているが、干渉しないようにスライド機構が備わっている。

VREC-MZ300DはVREC-MS700Dの弟分となるモデル。優れた基本性能を備えながらも価格が抑えられている。
VREC-MZ300DはVREC-MS700Dの弟分となるモデル。優れた基本性能を備えながらも価格が抑えられている。    パイオニア

リアカメラはバックカメラのような形状でコンパクトサイズのうえ、室内にも室外にも取り付けられる。搭載されるディスプレイは11型の高輝度IPS液晶で、明るくクッキリとしていて抜群の視認性だ。

各種の設定はタッチパネルでできレスポンスも良好。前後カメラとも暗所に強いナイトサイト機能を備えており、フルHD画質による映像記録が可能となっている。

新型フリードに好みのカロッツェリアAVシステムが装着できる取付キット

そして今回初お披露目となっていたのが、ホンダフリード用2DIN取付キットの『KK-H88DE(2万4200円)』で、異形の純正オーディオスペースに規格サイズである2DINのスペースを作り出せる。これを利用すれば新型フリードに楽ナビやサイバーナビ、ディスプレイオーディオなど好みのカーAVユニット(2DIN/1DINサイズ)を取り付けられるようになるのだ。

デモカーではフローティングスタイルの楽ナビ『AVIC-RF722-DC』を装着していたが、写真のようにとてもスマートな装着状態で後付け感がまったくない。フロントパネルはダッシュボードとのマッチングに優れており純正オプション品のようだ。

新型フリードにカロッツェリア楽ナビAVIC-RF722-DCを装着。後付け感のない取り付けを可能にする。
新型フリードにカロッツェリア楽ナビAVIC-RF722-DCを装着。後付け感のない取り付けを可能にする。    浜先秀彰

カロッツェリア2025年冬モデルなら、期待以上の車内環境を実現できそう。愛車に合わせて検討してほしい。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    浜先秀彰

    Hideaki Hamasaki

    千代田工科芸術専門学校写真科を卒業後、自動車専門誌編集部スタッフを経て、フリーランスライターとして独立。現在は執筆、編集、撮影を一人で行うことも多い。カーナビやドラレコのレポートを得意とするが、守備範囲はカスタムパーツや洗車ケミカル、車内小物までを含むカー用品全般となる。YouTube「カーグッズチャンネル」を2021年より運営。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事