ミニ・クラブマンは最終テストに

公開 : 2015.04.16 22:40  更新 : 2017.06.01 02:10

今年の後半に発売が予定されているミニ・クラブマンのテストは、すでにファイナル・ステージに入ったようだ。

この新しいクラブマンは、現行モデルとくらべて大きく変更されているのが特徴だ。

先ず最初に、BMW 2シリーズと同じFWDプラットフォームを使うため、サイズ的に拡大されているということ。2014年のジュネーブで公表されたクラブマン・コンセプトから想像するに、現行よりも26cmほど長い、4.2mというサイズになると予想される。また、幅も161mm広くなり、高さも24mmほど高くなる。

また、ドアは4枚のコンベンショナルなものと変更されるが、リアのハッチバックは、現行のクラブマン同様、サイド・ヒンジを持つ2枚の “バーン・ドア” のままだ。

BMWは、新しいクラブマンに関しては、第3世代の3ドア・ハッチバック・モデルと異なるアピアランスを与えることを決断したようだ。フロント・エンドのデザインはミニ・ロケットマン・コンセプトからインスピレーションを受けたもので、インテリアも通常のミニ・シリーズとは異なるダッシュトップ・モールディングとハイライズのセンター・コンソールを持つ。

情報筋によれば、この新しいクラブマンは、フォルクスワーゲン・ゴルフフォード・フォーカスといったヨーロッパのCセグメントと十二分に対抗できるインテリア・スペースを確保しているという。

更に、独立懸架式のリア・サスペションなど基本的にFWDのBMW 2シリーズと同じサスペンション・レイアウトを持つ。これによって、かつてないほどクラス・トップと呼べるほどのドライバーズ・カーになったとしている。

エンジンは3ドアと同じ3気筒および4気筒のガソリンとディーゼルが搭載される予定。また、4WDモデルもオプション設定されることとなる。更にラウンジ時にはガソリンおよびディーゼルのみだが、3気筒エンジンとの組み合わせのハイブリッドも追加設定される計画だという。

価格は、エントリー・レベルで£17,500(320万円)からと予想される。


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