シトロエンの人気ミニバン『ピカソ』復活の兆し デザイナーは前向きな姿勢 昨年コンセプトが試金石
公開 : 2026.01.28 07:05
シトロエンは、かつて人気を博したミニバン『ピカソ』を復活させる可能性があります。近年の欧州ミニバン(MPV)市場は空白に近い状態ですが、コンセプトカーへの反響次第でシトロエンが再び名乗りを上げるかもしれません。
欧州ミニバンに新風?
シトロエンは近い将来、ミニバン(MPV)モデルを復活させる可能性があり、往年の『ピカソ』の精神を継承するかもしれない。
昨年末、超小型6人乗り車の未来像としてコンセプトカー『ELO』を公開したシトロエン。その量産化は未定だが、社内ではミニバンの復活について検討されているようだ。

シトロエンはかつて欧州コンパクトミニバンの先駆者であり、2000年代初頭には『クサラ・ピカソ』がベストセラーの1つとなった。
現在、欧州のコンパクトミニバン分野はほぼ枯渇状態であり、最も近い存在は商用車ベースのモデル、例えばフォード・トルネオ・クーリエやシトロエンの『ベルランゴ』などである。
しかし、シトロエンのデザイン責任者ピエール・ルクレール氏は、復活の可能性が視野に入っていることを示唆した。
コンセプトへの反響次第
ELOコンセプトとピカソは同じカテゴリーに分類されるか、とのAUTOCARの質問に対し、ルクレール氏は「ミニバンと呼んでも構いません」と回答。この呼称は数年前よりも好意的なイメージを持たれるようになったと説明した。
「SUVに取って代わられたミニバンは、時代遅れで、運転する魅力に欠けると思われてきました。しかし、ミニバンを魅力的なものにする方法は存在すると思います」とルクレール氏は述べ、その具体例としてELOコンセプトを挙げた。

ELOコンセプトは近年人気を博したピカソの復活につながるのか、との問いにルクレール氏は「クールなピカソの復活、いいのではないでしょうか?」と答えた。
ただし、商業的に勝機があるかどうかを見極める必要があり、シトロエンはELOコンセプトへの反響を注視しているという。
「コンセプトカーはテストとして重要です」とルクレール氏は言う。「このコンセプトに好意的な反響が多く、高く評価されれば、グループ内で同様の取り組みを推進する力になります。ですから、わたしはこうした試みに対して非常に前向きで、実現を期待しています」

























