新型ミニ・クラブマンの最終テストをキャッチ

公開 : 2015.06.17 22:40  更新 : 2017.06.01 02:09

AUTOCARは今年末のデビューを予定している最新のミニ・クラブマンが行う最終テストの風景をキャッチした。

クラブマンと言えども、先代の一癖あるモデルとは全く異なる。

ボディ・サイズは先代よりも大幅に大きくなっている。BMW 2シリーズが使用するFF用プラットフォームをシェアするためだ。

2014年のジュネーブ・モーターショーで姿を現したクラブマン・コンセプトから判断するかぎり、全長は4.2m。先代よりも26cm延長されており、史上最大のミニとなった。これに合わせて全幅も161mm、全高も24mm大きくなっている。

ドア枚数はコンベンショナルな4枚。ハッチバックと異なる、観音開きのトランク・ドアをそなえるのは先代同様だ。

内外装が大きく変わっているため、これまでの3ドア版はなくなる。

フロント・エンドのデザインはミニ・ロケットマン・コンセプトからインスピレーションを受けたもので、インテリアも通常のミニ・シリーズとは異なるダッシュトップ・モールディングとハイライズのセンター・コンソールを持つ。

情報筋によれば、この新しいクラブマンは、フォルクスワーゲン・ゴルフフォード・フォーカスといったヨーロッパのCセグメントと十二分に対抗できるインテリア・スペースを確保しているという。

更に、独立懸架式のリア・サスペションなど基本的にFWDのBMW 2シリーズと同じサスペンション・レイアウトを持つ。これによって、かつてないほどクラス・トップと呼べるほどのドライバーズ・カーになったとしている。

エンジンは3ドアと同じ3気筒および4気筒のガソリンとディーゼルが搭載される予定。また、4WDモデルもオプション設定されることとなる。

更にローンチ時にはガソリンおよびディーゼルのみだが、3気筒エンジンとの組み合わせのハイブリッドも追加設定される計画だという。

価格は、エントリー・レベルで£17,500(320万円)からと予想される。

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