ホンダ・スーパーワン vs ルノー・トゥインゴ(1) 近年稀に見るほど可愛い2台 「キミに決めた!」と叫びたくなる
公開 : 2026.10.19 18:05
初代のイメージをまとい復活したルノー・トゥインゴと、軽自動車から派生したホンダ・スーパーワン。近年稀に見るほど可愛い2台はベクトルが異なり、個性や特長が明らかに違っていました。UK編集部が試乗します。
近年稀に見るほど可愛い2台
今回の比較は、近年稀に見るほど可愛い2台。ホンダ・スーパーN(日本名スーパーワン)と、ルノー・トゥインゴ E-テック・エレクトリック、それぞれ数日間を一緒に過ごしたが、抱きかかえて部屋に持ち込みたいと思ったほど。
好戦的な見た目が一般化したといえる近年だが、この2台は別のベクトルを向いている。特に最近のルノーは、ノスタルジックなスタイリングに力を入れている。4 E-テックや5 E-テックなどは好例だろう。バッテリーEVとして、技術的な水準も高い。

そんな同社は、1990年代に話題を巻き起こしたトゥインゴも、エントリーモデルとして復活させた。駆動用バッテリーは容量が抑えられ、装備は簡素。モーターは省コスト化が図られ、サスペンションはベーシックで、価格が抑えられている。
欧州のバッテリーEV市場で巻き返しを狙う
一方のホンダは、自社の強みを積極的に展開することで、欧州のバッテリーEV市場で巻き返しを図る、糸口を掴もうとしている。ブランド離れを、食い止めるべく。
日本独自の進化を遂げた軽自動車だが、ホンダはそこで重要な役割を果たしてきた。寸法や馬力が制限されるかわり、税制的な優遇を受けられ、大都市でも郊外でも確かな支持を集めている。だが速度域の高い欧州の道に、向いているクルマではなかった。

ところが電動パワートレインなら、比較的容易に馬力を上げられる。欧州でも、安価な小型車の需要は高い。そこへホンダは目をつけた。
スーパーワンのベースは、軽自動車のホンダ N-ONE e:。「スーパー」化される過程で、僅かにサイズは拡大し、最高出力も上昇し、より高いスピードが得意になったといえる。同時に、軽自動車譲りの魅力は失っていない。
初代を彷彿とさせるフロントの表情
ホンダとルノーのアプローチは異なるが、結果として誕生したのは、全長が4mを遥かに切る、小さな電動ハッチバック。そしてお値段も、恐らく近似したものになる。
英国価格は、スーパーワンが1万8995ポンド(約395万円)。装備は満載で、塗装色以外にオプションはない。一方のトゥインゴ E-テックは仕様によるが、1万7000ポンド(約354万円)から2万ポンド(約416万円)になると予想される。

スタイリングは、どちらも個性的。多くの英国人は、トゥインゴへより惹かれるかもしれない。ホイールは18インチと大きく、傾斜したボンネットから続くモノフォルムで、存在感が強い。一見シンプルに見えるが、細部のデザインもかなり凝っている。
弧を描くLEDデイライトが覆うヘッドライトも含めて、フロントの表情は初代トゥインゴを彷彿とさせる。テールライトには、空力性能を高めるフィン。「twingo」のロゴが随所に散りばめられるなど、デザイナーの遊び心へ共感できる。























































































































































