【新型三菱パジェロを深掘り:デザイナー編】街中でも初代のモダニティは継承! 使いやすさと機能美を両立した『ジャパン・クオリティ』

公開 : 2026.10.30 11:45

使いやすさを重視しつつ機能美も考慮

筆者が気になったのは、ATセレクターがタイ仕様とオーストラリア仕様ではコンベンショナルなレバータイプ(ワイヤー式)なのに対し、日本仕様ではアウトランダーなどと同様のEシフター(電磁式)を採用したことだ。

これはデザイン上の差異というだけでなく、タイ仕様やオーストラリア仕様では過酷な環境にも対応する堅牢さを考慮して普通のワイヤー式としたが、日本での使用環境はそこまでハードではないためEシフターを採用したという。

初代パジェロのモダニティを継承しながら、進化させたデザインを目指した。
初代パジェロのモダニティを継承しながら、進化させたデザインを目指した。    山本佳吾

しかも、このEシフトのノブはパームレストにもなっている。また、ある程度の大きさとすることでセンターコンソールの象徴にもなっており、使いやすさを重視しつつ機能美も考えられている。

スイッチ類に関しては、電子スイッチは最小限として、エアコンの操作は上下に操作しやすいロータリー式を採用したり、瞬時に使うものは物理スイッチで、しかも運転しながらでも誤操作しないことを目指している。

インテリアはジャパン・クオリティにこだわり、木目込みや触る場所による触感の違いなど、内装は特に質感を高めている。また、カップホルダーはゆっくりと開くなど、「ちょっとした部分のこだわりは、ぜひ実車で感じてもらいたい」と吉峰氏は語った。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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