DS4がフェイスリフト

公開 : 2015.09.01 22:50  更新 : 2021.01.30 22:11

PSAプジョーシトロエンは、DS4にフェイスリフトを施し、今月のフランクフルト・モーターショーで公開する。

新しいDS4は、デザイン変更されたノーズ、キセノンとLEDのヘッドランプ、リフレッシュされたエンジンが特徴だ。また、これまで1モデル展開だったDS4に、今回から新たなモデルが加わった。通常の車高を持つ5ドア・ハッチバックに加え、30mほど高い車高とゴツゴツとしたスタイリング、そしてより大きなホイールとスキッド・プレート、ロールバーなどが与えられたクロスバックというモデルが加えられたのだ。

共にFWDのみで、エンジンは3つのガソリンと3つのディーゼルが設定される。また、トランスミッションは6速マニュアルか6速オートマティックとなる。

DS部門のプロダクト&ビジネス開発の担当副社長であるエリック・アピードは、この新しいDS4が、アウディA3BMW 1シリーズ、そしてボルボV40などといったプレミアムCセグメントで戦うことを目的としていると語った。このセグメントでは、通常のハッチバックのセールスは50%から40%に落ち込んでいるのに対し、クロスオーバーは30%の市場を独占するまでに伸びている。このことが、今回クロスバックを追加する大きな理由だという。

新しいフロント・フェースが与えられ、改善されたヘッドランプを持ち、7.0インチのインフォテインメント・システムが与えられる。オプションとしてスマートフォンとの連携も可能だ。

ボディ・カラーは9色。これに4つのルーフ・カラーがあり、合計で38のボディが選べることになる。

エントリー・レベルのガソリン・エンジンは130ps、23.5kg-mのパワー、トルクを持つピュアテック130 S&S ターボで、トランスミッションはマニュアルのみで、119g/kmのCO2排出量を持つ。

THP165は24.5kg-mのトルクを持ち、130g/kmのCO2排出量を持つ。

そして、ガソリンのトップがTHP210で、138g/kmのCO2排出量だ。

ディーゼルは3種類で、すべてブルーHDi。120ps、150ps、180psという3つの出力で、CO2排出量はそれぞれ100g/km、103g/km、115g/kmだ。

価格は£19,500(360万円)からで、トップ・モデルのHDi180は£25,500(475万円)までとなろう。

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