25%燃費を向上したフォルクスワーゲン・ティグアン

公開 : 2015.09.15 21:15  更新 : 2017.06.01 02:05

フォルクスワーゲンは、燃費を25%向上し、インテリア・スペースに大きな改善を施したSUVモデル、ディグアンをフランクフルト・モーターショーで公開した。

この新型ティグアンは、旧モデルに対して全長で60mm、全幅で30mmほど大きく、全高は33mほど低い。また、ホイールベースは77mmほど拡大された2681mmだ。

室内はリア・シートのにー・ルームが29mmほど拡大し、縦方向に180mmのアジャストが可能となった。また、ブート・スペースは145ℓ伸びた615ℓとなり、リア・シートを折り畳めば1,655ℓとなる。

エンジンは、EU6対応のディーゼルがメイン。116psの1.6ℓと、150ps、180ps、220psの2.0ℓの4本立て。また、1.4ℓと2.0ℓのガソリン・ターボもラインナップされる。

より強力なモデルには4WDが標準で、パワーの少ないモデルはFWDとなる。

ギアボックスは6速マニュアルが標準で、6速または7速のデュアル・クラッチがオプションとなる。

すべての4WDモデルは、FWDモデルよりも11mm高い200mmのグラウンド・クリアランスが与えられている。また、18.3°のアプローチ・アングルを25.6°に拡大するためにフロント・バンパーを上部にずらすオフロード・パッケージも設定される。

エンジンにもよるが牽引能力は最大で2500kgだ。

フォルクスワーゲンは、フランクフルト・モーターショーで、ガソリン・ハイブリッドのティグアンGTEも公開している。最近追加されたパサートGTEと同じ、156psの1.4ℓガソリンとモーターを組み合わせ、合計で218psのパワートレインを搭載したモデル。満タンで925kmの走行が可能だ。燃費は52.8km/ℓ、CO2排出量は42g/kmで、モーターのみでも48kmの走行が可能だ。

▶ 2015 フランクフルト・モーターショー

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