フォード・フォーカス・スポーツ+ EcoBoost

公開 : 2015.10.05 23:55  更新 : 2017.05.29 18:53

■どんなクルマ?

3代目フォーカスの日本発売から約2年半。今回のマイナーチェンジはやけに早く思えるのも無理はないが、フォーカスのグローバル発売は2011年で、そこから数えると5年目でのテコ入れ。実際には早くないどころか、通常ならモデル末期といっても不思議ではない時期の大改良……ということもできる。

マイチェンの主眼は、もちろん、最新フォード顔への美容整形である。また、同時に “1.5ℓ EcoBoost+トルコン6速AT” という日本にドンピシャのパワートレインが新登場したことで、日本仕様も従来の2.0ℓ+6速ツイン・クラッチ(DCT)から交代となった。

日本で販売されるグレードは従来どおり、(STやRSではない)標準系モデルではもっともスポーティな “スポーツ” がベース。さらに、そのスポーツに、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)や前走車警告、レーンキープ(警告とステアリング補正)、リアカメラや自動パーキングなどのハイテク装備と電動レザー・シートなどを追加した “スポーツ+” も用意されて、計2グレード構成となる。

ちなみにパワートレインやタイヤサイズは両グレードとも共通。赤外線レーザーによる低速オートブレーキの“アクティブ・シティ・ストップ”も両グレードに標準装備となる。

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