レクサスRX450hプレミア
公開 : 2016.01.06 23:40
18インチのホイールを履いたテスト車のグリップ・レベルは適度。思ったより早くアンダーに陥りがちだが、トラクション/スタビリティ・コントロールが素早く立ちあがるおかげで危ない思いをすることはなかった。
ハイブリット・パワートレインは先代に比べると、ほんのわずかに賢く、パワフルになっていると感じる。特に軽くアクセルを踏んだ際にパワフルになっており、少しだけ速く、少しだけスムーズな印象である。
しかしマニュアル・モードではフラストレーションを感じる。特に機械的なコミュニケーション能力の高さを求める人は、簡単には満足できないだろう。
トリップ・コンピューターによると、一般的な運転では10.6〜12.4km/ℓを行き来していた。悪い数字ではないが、セリング・ポイントにはなり得ないだろう。
■「買い」か?
ラグジュアリーSUVに楽しさや一体感を求めた場合、先代同様に味気ないクルマだと思うだろう。ただしガソリン-エレクトリックSUVがプラグイン・ハイブリットよりもリスクを負わない立ち位置であることはたしか。
ならば、このキャラクターを色彩に欠けるとみなすよりも、頼り甲斐のある生真面目さだと捉えたほうがいいのではないだろうか。
(マット・ソーンダース)
レクサスRX450hプレミア
| 価格 | £57,995(1,010万円) |
| 最高速度 | 200km/h |
| 0-100km/h加速 | 7.7秒 |
| 燃費 | 18.2km/ℓ |
| CO2排出量 | 127g/km |
| 乾燥重量 | 2210kg |
| エンジン | V型6気筒3456cc+モーター |
| 最高出力 | 312 |
| 最大トルク | 48.3kg-m |
| ギアボックス | 電気式無段 |
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