BMWは、3つのiシリーズを計画中だ。その3つとは、i8ロードスター、改良版i3、そしてi NEXTと呼ばれる全く新しいモデルである。

i8ロードスターは、今年の1月、ラスベガスで行なわれたCESで公開されたモデルで、ドアとルーフのないi8である。i8クーペの成功を継ぐ重要な存在となる。

もう1台は、修正されたボディ・デザインと、レンジ・エクステンダー・モデル、EVモデル共にバッテリーを50%大型化したi3だ。

そして最後は、2010年代最後に登場する予定のi NEXTと呼ばれるモデルである。今年の年次総会で、BMW AGの取締役会会長であるローランド・クルーガーは、このi NEXTを、革新的でテクノロジーのイノベーションを表現したクルマとして紹介している。また、EVを次なる次元へと導くモデルであるとも語っていた。自動運転、デジタル機器とのコネクティビリティ、そして軽量なボディ設計など、次世代のクルマに求められるすべてをカバーするクルマであるという。