ボッシュ、eCallサービスを日本で運用開始へ

2016.06.08

ボッシュは、eCALL(エマージェンシーコール・システム)を、日本国内で2016年末以降に提供開始すると発表した。

eCALLは、クルマが事故の衝撃を検知すると自動的に救命救急機関に連絡する緊急通報サービスで、すでに世界41カ国で提供されている。

このシステムは、エアバッグと同じセンサーで起動し、車両はeCallを介して事故のデータ(場所、時刻、走行方向など)をボッシュ監視センターに送信。最寄りの警察、消防やレスキュー隊を特定するほか、救急車と音声接続を行う。

当システムは、新車だけでなく後付けのデバイスとして既販車両に搭載できるのも特徴だ。取り付けは、クルマのシガーライター・ソケットにセットし、スマートフォン・アプリと連動することで完了。eCALLはすでに欧州では法制化されており、ボッシュはこれに対応するコールセンターを各国で運営している。

このほかにも、クラウドをベースにした運転支援システムや駐車支援システムの開発状況も発表された。

コネクテッド・ホライズンというドライバー支援システムは、どんなセンサーよりも先を見渡せ、どんな地図よりも最新の道路情報を入手できるクラウド・ソリューション。車両がこれから向かうエリアの気象変化や道路状況をリアルタイムに提供することで、ドライバーはより安全に、最適な燃費でドライビングすることが可能になる。

ほかにも、空いている駐車スペースを自動検知するコミュニティベース・パーキング、ドライバーが降車すると車両が自動で空きスペースを探し駐車する自動パレットパーキング、年内に欧米で利用可能となる高速道路の逆走警告システムなどが発表された。

ボッシュは、こうしたクラウドベースのコネクテッド・モビリティ(モビリティのネットワーク化)をIoTソリューションの成長分野ととらえ、今後も積極的に投資していく方針だ。


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