アルファ・ジュリア2.0ℓガソリン 本命といざ対局 だがジャガーのほうが……

公開 : 2017.02.23 21:27  更新 : 2017.05.29 18:24

このモデルは、クアドリフォリオのような派手なエアロやボンネットのダクト、アクティブ・フロント・スポイラーなどは備わらないが、それでもルックスは十分にアグレッシブ。

そこにはドイツのプレミアムカーを乗り継いだオーナーが他に探し求め、おそらくジャガーXEには見出せなかった個性がある。

スペック的にもなかなかで、CO2排出量は138g/kmと、BMW320i SEの134g/kmにはほんのわずかに劣るのみ。17.0km/ℓの燃費も上々で、どうしてもディーゼルの効率性が必要でなければ、十分に満足できる数値だ。

試乗車のグレードであるスーパーは、エントリー・モデルよりひとつ上。17インチのアルミ・ホイールと部分本革シート、パドル・シフトが標準装備される。なお、英国に導入されるジュリアは、全車が自動変速機となる設定だ。

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