「意外すぎるパトカー」トップ10(5〜1位) 上位はゼッタイ当てられない?!

公開 : 2017.05.07 12:00  更新 : 2017.06.01 00:20

「ポリスカー・ベスト10」、昨日は第10位から第6位までをご紹介しました。今日はいよいよベスト5の発表。意外な第1位は、英国人にはお馴染みの、そして日本ではほとんど馴染みのないクルマでした。日本では神奈川県警でポルシェ912やフェアレディ240ZG、栃木県警でマスタング・マッハIやホンダNSXが使われていた実績もあります。

第5位 ミニ・クーパーS


イングランド北東部のダーラム市は1965年、それまでポリスカーに使っていたオースチン・ウェストミンスターを、モーリス・ミニ・クーパーSに入れ替えた。その3年後にはロンドン警視庁が、たとえ信頼性で劣っても、燃費の悪いウーズレー6より2倍のエリアをカバーできるという考えから、交通取締車としてこれをテストしている。

しかしミニ・クーパーを最も熱心に使ったのはリバプール警察だ。66年に導入を開始し、エスコートにバトンタッチする71年までに54台のクーパーを運用。そのエンジンはスタンダードだったが、かなりチューンナップされているという噂が広まったおかげで、速さを疑われることはなかった。

第4位 ジャガーS-タイプ


1967年から68年にかけて、ロンドン警視庁は83台のジャガーS-タイプを擁していた(うち3台が現存するという)。退役した警察官たちによれば、これこそ究極のポリスカーとのことだ。交通取締車は白いボディ、地域パトロール車はブラック。どちらもエアホーンのサイレンと伝統的なベルをボンネットの下に備えていた。

都市内ではクラッチを酷使して焼き付かせてしまうため、ポリスカーのS-タイプはオートマチックを採用するなど、ノーマルとの違いは150カ所にのぼる。皮肉なことに、ハードボード製ダッシュボードやプラスチッキーなインテリアは少量生産ゆえにコストがかかり、ポリス仕様の納入価格はノーマルより高価だった。

第3位 シトロエン15-シス


戦後まもない頃、ピエール・ルトレルの悪事がフランスの新聞を賑わせた。ニックネームは「気違いピート」。宝石泥棒を得意とする盗賊団、「トラクシオン・アヴァンのギャング」のリーダーである。

その名称が示すように、ルトレルはトラクシオン・アヴァンの速さやロード・ホールディングなど、警察の追跡を振り切る性能全般を高く評価していた。当時、パリ警察はシトロエンを使っていなかったが、犯罪の増加と新聞の批判に直面して翻意し、シトロエン導入に至ったという。

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